125: ◆1tBDHI3yRAXR
2013/06/13(木) 21:22:18.11 ID:ZWKBIbP80
出会ったのはアイドルとして事務所に来た初日。
自己紹介を終えた後、千枝ちゃんはわたくしのもとにやってきました。
『あ、あのっ、これからいっしょに頑張りましょうね!』
一歳差とはいえ年上であったわたくしは、千枝ちゃんの良き先輩であろうと努力しました。
『桃華ちゃんはオトナっぽくて……凄く、憧れちゃいます…………』
仕事やレッスンを率先してこなし、気付いた点や気を付けるべき点をアドバイスする。
そうしている内に自然と一緒の時間が増え、わたくしと千枝ちゃんが仲良くなるまで、時間はそれほどかかりませんでした。
『千枝も桃華ちゃんに負けないくらい頑張りますっ!』
わたくしにとっての千枝ちゃんは、まるで妹のような存在だったのだと思います。
あの日を、迎えるまでは。
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