14: ◆1tBDHI3yRAXR
2013/06/08(土) 08:01:09.41 ID:JUhBtsdI0
『晴、おめでとう! 初の仕事だからって緊張するなよ?』
光の言葉が、何よりオレの支えになった。
『衣装カッコイイな。……スカート? ……晴も案外乙女だな』
光、アンタはオレのヒーローなんだ。
『カッコイイライブだったな! 感動したぞ!』
アンタみたいなカッコイイ奴になることに、オレは憧れたんだ。
『最近凄いじゃないか。でも無理はするなよ?』
でも、今はもうそれだけじゃ足りない。
『こんなに早く共演するなんてな……。よし、晴! アタシに付いて来い!』
背中を追いかけるだけじゃ駄目なんだ。
『最近一緒の仕事が多いな。……アタシと晴でユニット? ……うん、そうだな。とりあえず──』
だから待ってろ。
『──何にだって、勝てる気がするよ』
いつか絶対、光の隣に立つから。
「……凄い歓声だな」
「……緊張してんのか、光?」
「まさか。晴こそどうなんだ?」
「馬鹿言え。んなわけあるか」
「それでこそアタシの相棒だ」
「……よし、そろそろ行くか。……なぁ、光」
「背中、任せたぜ」
140Res/58.15 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。