過去ログ - 八幡「徒然なるままに、その日暮らし」
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118:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/06/16(日) 14:06:07.26 ID:YLi3AVsvo
雪ノ下さんはデレても比企谷くんって呼んでいるイメージがある


119: ◆/op1LdelRE[saga]
2013/06/16(日) 20:30:40.42 ID:m6/l0qGM0
やっはろー、お待たせして申し訳ない。
そろそろのんびりと続き上げてきます。
まったりお付き合い頂ければ。



120: ◆/op1LdelRE[saga]
2013/06/16(日) 20:34:09.11 ID:m6/l0qGM0
 時は流れて週末。
ぼっちの俺の日常に、特筆すべき点などあるわけもない。
夏休みに日記の宿題があった小学生の頃、正直に朝起きてご飯食べて宿題やって本読んでご飯食べて寝た×四十日をやったことだってあるくらいだ。
もちろんその後は皆の前で晒し者にされた苦い記憶である。

以下略



121: ◆/op1LdelRE[saga]
2013/06/16(日) 20:39:14.35 ID:m6/l0qGM0
 到着してインターホンを押して待つこと暫く。
オートロックの扉が開き、由比ヶ浜と並んでマンション内へとお邪魔する。

「いつも思うんだけど、オートロックって廊下こんなに開いてたら意味ないんじゃないのかな?」

以下略



122: ◆/op1LdelRE[saga]
2013/06/16(日) 20:45:37.32 ID:m6/l0qGM0
「オートロックに不審者対策効果はあまり期待されてないだろ。ただ変な勧誘はガードできる。これがでかいんだと思う」
「変な勧誘? 新聞とか?」
「そういうのもあるけど。何よりあれだ、宗教か詐欺か知らんが変なこと吹き込んでくるやつ。一度家に来た時に相対したことがあるが、あいつら人間じゃねぇ。俺の顔見て悪い物が取り憑いてますって躊躇う事なく言い切ったからな」

 その後はお定まりの流れで、変な壺か何かを売りつけようとしてきやがった。
以下略



123: ◆/op1LdelRE[saga]
2013/06/16(日) 20:50:47.21 ID:m6/l0qGM0
「あ、あはは、相変わらずだね、ヒッキー」

 由比ヶ浜さんは引きつった笑みを浮かべるだけで、全然フォローしてくれませんでした。
まぁ慣れっこだから気にしない。

以下略



124: ◆/op1LdelRE[saga]
2013/06/16(日) 20:55:19.10 ID:m6/l0qGM0
 ぷくっと膨れる由比ヶ浜だが、こればっかりは至極妥当な心配だと思うぞ。
きっと雪ノ下も賛成してくれる。その後で俺を追撃して撃墜するオマケ付きで。
何なら俺を攻める方がメインになってる可能性もあるくらいだ。
しかし、あいつは想像の中でさえ大人しくしてくれないのか――

以下略



125: ◆/op1LdelRE[saga]
2013/06/16(日) 21:01:34.54 ID:m6/l0qGM0
「ゆきのん、やっはろー」
「こんにちは、由比ヶ浜さん」
「おっす」
「何? 挨拶もまともにできないの?」

以下略



126: ◆/op1LdelRE[saga]
2013/06/16(日) 21:07:32.69 ID:m6/l0qGM0
「……コンニチハ」
「はいこんにちは、よくできたわね」

 褒めんな。

以下略



127: ◆/op1LdelRE[saga]
2013/06/16(日) 21:13:17.47 ID:m6/l0qGM0
「それじゃあ時間ももったいないし、早速始めましょうか」
「おっけー、がんばろー」

 玄関先での微笑ましいやり取りもそこそこに家の中へ。
リビングに通されて待つこと暫く、奥の部屋から雪ノ下がエプロンを身に着けつつ戻ってきた。
以下略



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