過去ログ - 八幡「徒然なるままに、その日暮らし」
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257: ◆/op1LdelRE[saga]
2013/06/29(土) 22:00:48.08 ID:DC09rvNV0
「随分と、楽しい時間を過ごしていたようね」

 瞬間、背中に氷柱を突っ込まれたような感覚が、俺の脊髄を落雷のように突き抜けた。
冴え冴えとして冷え冷えとした、正しく極寒の真冬を思わせる凍てつくような声音。
囁きにも近いはずのその言葉はしかし、確かな重さをもって俺の身体に浸透して行く。
こ、この声は……!



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