過去ログ - 八幡「徒然なるままに、その日暮らし」
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409: ◆/op1LdelRE[saga]
2013/07/21(日) 22:58:10.94 ID:rJ2hA1u/0
「きゃっ」

 いきなりのことで驚いたのか、そんな可愛らしい声が雪ノ下の口からもれた。
突然のことで強張ってはいるものの、掴んだ両手は信じられないくらいに柔らかく、また普段の冷徹さからは想像できないくらいに温かい。
が、今はそのことに感動している余裕なんて微塵も無く、ただ事前にダメージを防ぐことができた安堵の気持ちが心を支配していた。

「平塚先生、間接的に俺を攻撃するのは止めて下さい。そんな搦め手とか、らしくないじゃないですか。剣よりも強いペンよりも強い拳を持つ女の異名が泣きますよ」
「そもそも君を弄っていたわけではないんだが――とりあえず君は後で泣かす」



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