過去ログ - 八幡「徒然なるままに、その日暮らし」
↓
1-
覧
板
20
457
:
◆/op1LdelRE
[saga]
2013/08/04(日) 22:33:48.44 ID:8xV2Qvod0
ばたんっと扉の開く音と同時に、落ちかけた意識が揺り戻されてしまう。
布団越しでも分かる、高原で聞く鳥の歌声よりも爽やかで軽やかなソプラノが、緩やかに俺の耳を擽ってくる。
温かい布団の持つ魔の誘惑とせめぎ合う天使のような呼び声。
果たして今は現実なのか夢なのか。その境界線上を行ったり来たりしているような気分だった。
起きぬけの寝惚けた頭を、そんな取りとめの無い思考がぐるぐると回っている。
少しして、俺の体が左右にゆさゆさと揺さぶられ始めた。
「もうお兄ちゃんてば、二度寝を決め込むとか小町的にポイント低いよ、ほら寝巻洗濯するんだから起きてってばっ」
「!」
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
892Res/397.24 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - 八幡「徒然なるままに、その日暮らし」 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1370617665/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice