過去ログ - 八幡「徒然なるままに、その日暮らし」
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516: ◆/op1LdelRE[saga]
2013/08/12(月) 00:36:14.84 ID:SPW+jQqi0

「んで、お昼はどうしよっか?」
「帰ってからでいいんじゃね?」
「却下だよ。せっかくのお出かけなんだし外で食べようよ」
「まぁいいけどさ、じゃあ買い物終わってから適当に探すってことで」
以下略



517: ◆/op1LdelRE[saga]
2013/08/12(月) 00:41:12.88 ID:SPW+jQqi0

 しかしこのエネルギーの差はどこから来んのかね? 一応俺も小町も同じもの食べてるはずなんだけど。
俺の燃費が悪過ぎるのか、小町の燃費が良過ぎるのか。
まぁその両方ってのが一番有力な気がする。何か色々悲しいけど。

以下略



518: ◆/op1LdelRE[saga]
2013/08/12(月) 00:46:25.71 ID:SPW+jQqi0

「お兄ちゃーん、良いのあったー?」
「いや、つーか数学よく分からんのに参考書の良いも悪いも判断できねぇし」

 ららぽーとに到着してすぐ本屋に入り、小町と別れて参考書コーナーに辿りついたところで、俺は割と本気で頭を悩ませていた。
以下略



519: ◆/op1LdelRE[saga]
2013/08/12(月) 00:49:40.20 ID:SPW+jQqi0

「うわー、何か難しそう、高校生になったら小町もこんなのやんなきゃダメなんだね、ちょい憂鬱」
「お前さ、現在進行形でそれを俺にやらせようとしてるってこと忘れてないか?」
「それはそれ、これはこれ」

以下略



520: ◆/op1LdelRE[saga]
2013/08/12(月) 00:53:32.05 ID:SPW+jQqi0

「もういいや、とりあえず薄いのを一冊買ってそれで勉強するってことで」
「何か適当だなぁ。それで大丈夫?」
「赤点脱出くらいなら何とかなるだろ」
「まぁそれもそっか、少しでもやり易い方がいいよね」
以下略



521: ◆/op1LdelRE[saga]
2013/08/12(月) 00:57:26.40 ID:SPW+jQqi0

「ちゃんと買えた?」
「おい、初めてのお使いじゃないんだから。買えんわけないだろ。俺を何歳児だと思ってんだ?」
「もー、すぐそうやって話の腰折るんだから。そこは素直に買えたって返してくれればいいの」
「めんどいなぁ。んで、とりあえず用は済ませたけど、飯はどうすんだ?」
以下略



522: ◆/op1LdelRE[saga]
2013/08/12(月) 01:05:13.01 ID:SPW+jQqi0

「ったく、どいつもこいつも休みってーと外に出てきやがって。暇人ばっかりか」
「いや小町たちも一緒でしょ」
「なぁ、もう帰るってことでいいんじゃね? 買う物買ったしさ」
「えー、ダメだよ、せっかく二人でお出かけしてるのに。もう、そういうの女の子とのデートの時にしちゃ絶対ダメだからね」
以下略



523: ◆/op1LdelRE[saga]
2013/08/12(月) 01:10:28.42 ID:SPW+jQqi0

「まぁ帰るのは無しにしても、じゃあ昼はどうすんだ?」
「んー、そだねー。できればCafeがいいんだけどなぁ、ちょい難しそう」
「だから何で今日のお前はそうやってちょくちょくネイティブっぽくなるんだよ。何? その無駄に良い発音は何かのブームなの? 俺の知らない所で千葉に何が起きてるの?」
「まぁまぁ、何か今日はそういう気分なんだよ」
以下略



524: ◆/op1LdelRE[saga]
2013/08/12(月) 01:15:07.07 ID:SPW+jQqi0

「でも参ったね、どこもいっぱいだよ」
「じゃあ、どっかで大人しく待つか?」
「んー、でもきっとどっか空いてる所が……お?」

以下略



525: ◆/op1LdelRE[saga]
2013/08/12(月) 01:18:17.75 ID:SPW+jQqi0

 よく見ると、小町が示したそこは何故かそこまで混んでなさそうに見える。
より正確には、不自然に空席があるように見えると言うべきか。
休日の昼時のファーストフード店だというのに。

以下略



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