過去ログ - 八幡「徒然なるままに、その日暮らし」
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◆/op1LdelRE
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2013/08/25(日) 23:44:59.16 ID:5Bc/XANn0
総合的に判断するに、多分あれだ、期間限定か店舗限定のパンさんグッズあたりが狙いなんだろう。
確かここにもディスティニーストアがあったはずだし。
だとしたら、むしろここでさよならしない方が怒りを買いかねない。
以下略
603
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◆/op1LdelRE
[saga]
2013/08/25(日) 23:54:06.84 ID:5Bc/XANn0
「まぁ聞け小町。雪ノ下も自分の買い物で来てるってんだから、邪魔しちゃ悪いだろ。目当てのもんとか色々あるだろうし。な?」
「ん?」
俺の説得の言葉に、しかし小町は不思議そうにただ小首を傾げるのみだった。
以下略
604
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◆/op1LdelRE
[saga]
2013/08/25(日) 23:57:37.40 ID:5Bc/XANn0
想いよ届け、と改めて目をしっかり合わせてみたものの、それでも援護どころか反応すら返ってこない。
別に見つめ合いたくてこんなことしてるわけじゃないんだけど。
おかしいな、ぼっち的に思う所は同じはずと考えてたのに。
え? 反論とかないの? それともまさか俺だけ空気読めてないとかそういうこと?――と疑問を覚えていた時だった。
以下略
605
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◆/op1LdelRE
[saga]
2013/08/26(月) 00:01:21.07 ID:Rsq1aSwH0
突然、小町が大げさに驚きの声を上げる。
思わず身体がびくっとなってしまった。
なんだなんだ?
以下略
606
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◆/op1LdelRE
[saga]
2013/08/26(月) 00:07:22.17 ID:Rsq1aSwH0
「おぉっと着信だよ! 何かな何かなっと。はいはーい……え? 何? すぐ来てほしいって、しょうがないなー、じゃあちょっと待っててね、今から行くから」
ぴっと口に出しながら携帯のボタンを押して、俺たちに向かって敬礼してくる小町。
突然始まった寸劇に、俺も雪ノ下も言葉を挟めないでいた。
以下略
607
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◆/op1LdelRE
[saga]
2013/08/26(月) 00:11:57.86 ID:Rsq1aSwH0
慌てて突っ込みを入れてみたけれど、時既に遅し。
それこそくるくると回り出しそうな程のご機嫌な勢いで、小町はあっという間に人混みの中へと消えて行った。
動き速ぇ。雑踏に気配なく溶け込むのがぼっちの特技とはいえ、さすがに次世代ハイブリッドとなると洗練されてるぜ、と変な所で感心してしまう。
以下略
608
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◆/op1LdelRE
[saga]
2013/08/26(月) 00:17:03.00 ID:Rsq1aSwH0
「あーっと、何か悪いな、小町が変なこと言って」
「……いえ、普段のあなた程でもないし、気にしないで結構よ」
いや、それ後半だけで良かっただろ。
以下略
609
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◆/op1LdelRE
[saga]
2013/08/26(月) 00:21:00.05 ID:Rsq1aSwH0
「じゃああれだ、邪魔しちゃ悪いし俺もこの辺で」
「待ちなさい」
手を上げて立ち去ろうと思ったところを、間髪入れずに呼び止められてしまう。
以下略
610
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◆/op1LdelRE
[saga]
2013/08/26(月) 00:27:27.26 ID:Rsq1aSwH0
「何だよ」
「不本意ではあるけれど、小町さんに任されてしまった訳だし、このままあなたを野に解き放つわけにはいかないわ」
「俺を野生動物扱いするの止めてくれる?」
「似たようなものでしょう?」
以下略
611
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◆/op1LdelRE
[saga]
2013/08/26(月) 00:32:07.50 ID:Rsq1aSwH0
「何を言っているのかしら、この愚物は」
「当たってたよ……」
「心配しなくても、嫌ならちゃんと断っているわ。大体買い物なら先週も一緒だったでしょう。気を使うならもっと正しい所で使いなさい」
「お前は俺の母ちゃんか」
以下略
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