2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/08(土) 06:25:54.23 ID:EMBlCMu00
『いつもで寝ているつもりなんだ。早く起きろ、アニ』
そう、耳に届いた。
酷く穏やかで、酷く無慈悲な声。
瞼を開けると、ひびの入った結晶越しに、私のかつての同僚の姿があった。
眠り始めてからそれなりに月日は過ぎているようで、その同僚も記憶にある姿より大人びている。
それでも、その者が何者か、一瞬で判断できた。
兵士であったアニ・レオンハートにとって、数少ない友人の一人だったのだから。
「よう、俺がわかるか?」
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