過去ログ - トニー・スターク「魔法少女だって!?ジョークとしてはセンスがないな」
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2013/07/07(日) 22:39:26.04 ID:2/r4S+zp0
さやか「マミさん…」
杏子「マミ…」
マミ「はっ…!?わたし…ごめんなさい…」
ほむら(とりあえずは思いとどまってくれた…でもやはり、間違いだった…今、真実を話すのは…)
トニー「…少し話をしてやる。あー…そうだな、少し前に絶望をまき散らす男がいた、それも無自覚にな、
お前たちの知る魔女と似たようなものだ。いや…魔女より多くの人を殺してきた…」
マミ「魔女より…多く…」
ほむら「…」
トニー「その男はとにかく無自覚で、無責任だった…自身が振りまく死に対してな。だが、ある時、その男自身
に死が降りかかってきた。男は死を覚悟した…そして…初めて自覚したよ…自分がどれだけ、無責任だったかをな」
トニー「男は…友人の献身に助けられ…生き残った。それから改めたよ…自分の生き方をな…死人の数だけを功績に
してきたこれまでの人生を。そして決意した…自分の無自覚に責任を果たすことを…次の世代に希望を残すことをな」
杏子「希望を…残す?」
トニー「ああ、それが男が果たすべきことだった。自身が振りまいた絶望を自身の手で希望に塗り替える、プラスマイナスゼロだがな」
さやか「絶望を希望に塗り替える…」
トニー「まあ…なんだ、私が言いたいのは…お前たち魔法少女は希望を与える存在なんだろ?たとえこの先、絶望の象徴
になるとしてもだ。男と違って償うための戦いじゃない…今、どれだけの希望を残せるかという戦いだろ?それを放棄し
てしまうのか勿体ない。どうだマミ?もう死んでそれでお終いか?」
マミ「私は…」
トニー「ほむらや杏子、馬鹿から聞いてるぞ?お前だけは市民を守るっていう大義を持って戦ってるってな、お前が死んだ
らどうなる?この町のヒーローは、希望の象徴は誰だ?」
さやか「マミさん…わたし、マミさんに憧れて魔法少女になったんですよ?マミさんって希望が居ればわたしも絶望したりし
ない…私もマミさんと一緒に希望を振りまきたい」
杏子「まっ…先のこと考えても仕方ないだろ、それに要は魔女になりゃなきゃいいだけだ。そうすりゃいつまでも希望を振りま
く存在だよ。私たち魔法少女は」
マミ「美樹さん…佐倉さん…そうね、うん、ありがとう。私たち魔法少女は希望の象徴だもの…こんなことで、絶望したりしない…」
トニー「そうだ、気を強く持て?」
ほむら「トニー…」
トニー「ん?なんだ?」
ほむら「ありがとう…さっきの話が良かったみたい…」
トニー「ああ…構わない。気にするな」
ほむら「…ねぇ、さっきの話の男って」
トニー「さあっ、さっさと始めろ作戦会議だろ?」
ほむら「ええ…そうね」
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