169: ◆IpxC/P/Kzg[saga]
2013/06/09(日) 23:02:47.18 ID:CY9RELSC0
【輝子、実はたけのこの里派】
きのこの山とたけのこの里の争いについてはご存知だろうか。
へえ、きのこ派なの。ありえない。え?たけのこ?
そんな煽り合いが日々激化している中、星輝子はどちらなのか。
ああ、言うまでもないことだが、当然きのこだろう。そのはずだ。聞いた。
「輝子はもちろん、きのこ派なんだよな?」
『え。私は…たけのこ派ですけど…フフ』
なんだって?星輝子がたけのこ派?これはまた議論が起こるぞ。
彼女はきのこ派だろう。いいや、そうあるべきだ。反語。
あまりにもありえないことすぎて気になった。
「きのこ派じゃないのか」
『き、キノコは…その。食べると、共食いになります、から』
ふむ。なかなか合理的な考えだ。
ならばたけのこを食べようとする考えも頷ける。
共食いを避けたい、か。なんだか輝子らしくて微笑ましいな。
「そっか、なら、きのこ派にもたけのこ派にも支持されそうだな」
『そ、そうですか?よ、よかったー』
長いアホ毛をみょんみょんさせながら安堵している星輝子。
それなら俺がとやかく言うことはないのだが。
だが…理由は、それだけか?
「理由は、それだけなのか?」
『…他にも、あります…けど』
『………』
『えっと…怒らない、ですか』
「ああ。もちろん」
『………』
『プロデューサーに、そっくり…だから』
「………」
そっくり?そっくり。どういうことなのだろうか。
キノコという意味では髪型でも下ネタでも通ずる余地がある。
しかしたけのこではまるで昇天ペガサスミックス盛りではないだろうか。
たけのこのような髪型ではない。ならば下ネタだろうか?
たけのこ。下ネタ。ううん、思いつかない。
キノコ。たけのこ。下…あっ。
翌日、俺は1つ上の男になった。
おわり
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