32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/09(日) 19:35:27.90 ID:sFJRaXSc0
それから……帰るときになって。
毎度のくせで掲示板に立ち寄る私を、プロデューサーは面白そうに眺めていました。
声をかけてくれればいいのに。
私がもう掲示板を見なくてもいいことに気づいて、はっとするまで、ニヤニヤして見てるの。
意地悪よ。
「……怪しいですよ」
そう文句を言えば。
「目の保養になるから」
とか何とか、わけのわからないことを言い返してくる。
私は、変なことはしてない。
めいっぱい背伸びをして、掲示板の上の方まで目を通すだけです。
そんな私のどのへんが目の保養になるのか、さっぱりです。
「事務所に帰りましょう、プロデューサー」
呆れるのとむくれるの、その真ん中の顔をして。
私はプロデューサーのスーツの袖を引っ張りました。
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