過去ログ - P「メモリーズ」 律子「カスタム?」
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29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/06/09(日) 18:23:29.35 ID:NgSdC7sEo
恋人、という響きが酒でぐらぐらになった頭を突く。
何か、せき止められていたものが、支えを失って流れ始める。

罪の意識と身を焼く思いとがぐちゃぐちゃに混ざって、
涙と嗚咽とひしめきになった。

そのまま、潰れそうだった。背中を丸めて、自分の身体を抱える。

ふと、身体を撫でる感触に気付いて、顔をあげる。
律子の目が俺を射抜いている。彼女の手が俺の背中を撫でていた。
思わず目を逸らし、また肩を震わせる。

少し間を置いて、律子に抱き寄せられた。
吐瀉物の付いた髪がスーツに押し付けられるのも構わずに、律子は俺を胸に抱いた。
格好だけは抵抗する素振りを見せる。それを見透かしたように、律子はさらに強く抱きしめてくれた。


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