過去ログ - モバP「亜季とワールドでタンクスなオタク話」
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2: ◆m03zzdT6fs[saga]
2013/06/09(日) 18:49:52.88 ID:fNWV9cKto
『うお、お、お。何とか終わったぁぁ……』

 俺はぐぐっと背伸びをする。ばきりばきりと背骨が酷い音を立てた。

『今回のアイドルプロデュースだけで、スタドリ500本ぐらい飲んでるんじゃないか……?』

 傍にある半透明のゴミ袋の中、星のマークが誂えられたキャップの、小さなビンが転がっている。

 最近、ようやくアイドルの育成方法が安定してきたので、ためしに全力を使ってみればこれである。

『初めての参加だが、これきついな、ほんと……。スタドリがなけりゃ、今頃過労で死んでるぞ』

 俺はそう独語する。ちひろさんには感謝しなければならない。というか、あのドリンクは市販されていないようなのだが、彼女はどこから手に入れているのだろうか。

『……触らぬ神に、祟りなしだ。まあ、おかげで三船さんたちの撮影も上手く行ってる。あとは最終日のライブまで事務作業だな。明日は鎌倉で調整か……。ふわぁぁ……』

 ゆっくりと欠伸をすると、定時のベルが鳴った。俺の今日の業務はこれで終わりだ。たまには社長か年長組でも誘って、飲みにでも行こうか。

 いや、しかしまだアイプロの最中でもある。まだ気を抜くには早すぎるだろう。しかし一服もしたいところだ。

 そう考えていたとき、ちょうど事務所のドアがあいて、人影が入ってくる。担当アイドルの一人、大和亜季だ。



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