過去ログ - 三船美優「私がアイドルになった理由、ですか?」
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7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/09(日) 23:06:18.61 ID:2jDCoqBeo
 玄関前でじっとしていてもしょうがないので立ち上がって、あの子のリードを手に取りました。
 一人と一頭のエスケープ、スタートです。
 実際、あの時はちょっとハイになっていました。

 近くのコンビニエンスストアで飲み物食べ物とかドッグフードなんかを買いました。
 もちろんあの子は外につないであります。
 大型犬ということもあっていたずらをする人はいませんでした。
 それにちゃんとおとなしく待ってくれました。

 目的地はありませんがとりあえず歩いていきました。
 そのとき読んでいた小説の主人公にちょっと自分を重ねあわせたりなんかもしたりして。
 似ていたのは夜中に歩いているという所だけですけど。

 休み休み歩きながらとはいえ、女子高校生の体力です。
 すぐに限界が来ました。
 バス停のベンチが見つかったのでそこに座って、あの子にもたれかかってウトウトしました。

 こんなことができたのは、気候がよかったというのもあります。
 冬でしたらとても無理でした。
 それに犬を連れていたとはいえ、結構危ないことをしていたと今更ながらに思います。
 
 最終的には、明け方にお巡りさんに補導されて、家に帰ることになりましたけど。

 それでまた父にお説教されましたが、今度は素直に謝れました。
 心配してくれたのがわかったのと、心細かったんでしょうね……。


 ふふ……イメージとはちょっと違いましたか?

 私、意外とアクティブなんですよ。



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