過去ログ - エレン「ロイド・アーヴィング?」  ロイド「今日からよろしくな」
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325:1[saga]
2013/07/20(土) 22:34:47.40 ID:c6AGPn1r0



オルオ「くたばれ……!」 ザン


女型の蹴りで頭を吹き飛ばされた15m級のうなじを削ぎ、近くの屋根に降り立つ。振り返り、地面を見ると蒸気を上げる黒い物体が無数に転がっていた。

その全てがリヴァイ班とアニに葬られた巨人の姿であるのは言うまでもない。


グンタ「格闘技のできる巨人ってのは心強いもんだな」

エルド「ああ、それに建造物の条件もいい。ここでならガスと刃の限り戦える」

ペトラ「でも、門から来る巨人の数が多すぎない? 今はアニが少し声を出してこっちにおびき寄せてるけど、エレンが近づくほど、あっちに向かう巨人も……」


オルオ「兵長に分隊長二人とロイドが付いてるんだぞ。ついでに鎧もいるしな。それにだ、こっちに食いつかなくなる程門に近づいた時は俺達もエレンの護衛に

加わっちまえばいいだろうが。ふっ、こんな事も考えつかないならピーピー言ってねえで目の前のアホ面共に集中したらどうだペトラ」


ペトラ「…………目の前の巨人が一段落ついたから喋ってるんでしょ。あとその喋り方そろそろやめてくれない?」


エルド「いちいち争うな。……っとまた門から……五体入ってきたな。アニ、頼む」


今は14m級の女型巨人となっているアニは視線だけをエルドに合わせてうなづくと、少し息を吸い込んで


女型「アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ…………」


余計な巨人を呼ばないように、そこそこの声量で叫ぶ。すると狙い通り、門から入ってきた五体の巨人は体をこちらに向けてきた。


グンタ「でかいのを俺らでやる。小さいのは踏み潰しといてくれ」


散開するリヴァイ班の後ろ姿を見ながら、女型のうなじにいるアニの頭にはある疑問がこびりついて離れなかった。


アニ(……ここは、ここには五年前に私達が破った時から今まで、人なんて居たはずがない。なのにこの巨人の数は何……?)





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