3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/10(月) 05:24:58.61 ID:R632hej80
菜々「しかし晶葉ちゃん、何か困った事でもあるんですか?元気ないですよ」
晶葉「少々面倒なことがあってね、寝不足なんだ」
そう言うと、少女は一つあくびをします。
それを見た女性は心配そうな顔でこう言いました。
菜々「何か困ったことがあったら、ナナも力になりますよ?」
晶葉「ラボに置いてあったロボが一個だけ消えていたんだ、お月見の時に使ったロボを覚えているだろう?」
菜々「ええ、あの時は助かりましたよ。でも、消えるなんて不思議ですねえ」
晶葉「私のラボなんて大体私しか入らないし、それ以外のものは触られた形跡もないんだよ」
菜々「それじゃああれですよ、電波でビビっと居場所が解ったりはしないんですか?」
晶葉「探知機能も付けてあるんだが、反応しないんだ」
少し困ったような顔をしてそう言うと、少女はまた一つ大きなあくびをします。
それを見た女性は、正座をしてぽん、と膝を叩きました。
菜々「お疲れのようなら、ウサミン特別膝枕はどうですか?」
晶葉「大変喜ばしい申し出だけど、少し仮眠室で寝させてもらうよ」
菜々「あら、残念です。今なら特別サービス期間でしたのに」
晶葉「また、次の機会に頼むよ」
簡易ベッドに寝転んだすぐ後に、少女は寝息を立て始めます。
よほど疲れていたのか、少しだけ安心した様子で目を瞑っていました。
その様子を見た女性は、少し微笑んだ後に携帯電話を取り出して誰かに連絡を取ろうとしています。
二つ折りの携帯電話と少しだけにらめっこした後に、女性は仮眠室から出ていきました。
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