過去ログ - 千早「貴方と歩んできた軌跡」
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12: ◆K/laHoEzHc[saga]
2013/06/10(月) 18:07:39.37 ID:axl5mVCd0
俺等が歩んできた軌跡には確かな意味と、沢山の想いが詰まっている。
これを使わずして何を使うのか……!

「社長にはお礼を言わないとだな。 俺に閃きをくれた」
「ちょっと待ってください。 私達の歩んできた軌跡を書くって……正気ですか?」
以下略



13: ◆K/laHoEzHc[saga]
2013/06/10(月) 18:08:05.48 ID:axl5mVCd0
夢へと一気に迫る事ができたこの数ヵ月間。
思い返せば、本当に色々な事が起きたな……

決心を固めて、俺は物語を書く事にした。

以下略



14: ◆K/laHoEzHc[saga]
2013/06/10(月) 18:08:44.27 ID:axl5mVCd0
時に笑いも有り、涙もある。
だが、その裏にはいつも何かしらの想いがあった――
俺等はそのすれ違いによって生まれた歪みに悩まされてきたのではないだろうか。

様々な壁を乗り越えてきた今だからこそそう思える。
以下略



15: ◆K/laHoEzHc[saga]
2013/06/10(月) 18:09:14.54 ID:axl5mVCd0
時には、千早がわざわざ俺の家に泊まり込みで執筆を手伝ってくれた事もあった。
そして――

「ようやく……できた……!」

以下略



16: ◆K/laHoEzHc[saga]
2013/06/10(月) 18:09:50.62 ID:axl5mVCd0
「でも、私もさすがに疲れましたね……ここまで長くなるとは」
「寝るか? 今なら誰も居ないぞ?」

ちょっとだけしてみたかった事。

以下略



17: ◆K/laHoEzHc[saga]
2013/06/10(月) 18:10:23.17 ID:axl5mVCd0
恥ずかしがる千早を連れ、応接室のソファに腰をかける。

「よし……っと。 ほら、いつでも寝ていいからな」
「な、ならお言葉に甘えて寝させてもらいますけど……変な事はしないでくださいね?」

以下略



18: ◆K/laHoEzHc[saga]
2013/06/10(月) 18:11:04.04 ID:axl5mVCd0
「…………」

一向に何も浮かんでこない。

「ん?」
以下略



19: ◆K/laHoEzHc[saga]
2013/06/10(月) 18:11:38.24 ID:axl5mVCd0
――確か、俺が入院していた病院に来る途中、自分は小さいけど俺の中では大きい存在である自信があった
そんな事を考えたって言っていたっけか。

……その通りだな。
確かに、千早は小さな女の子だ。
以下略



20: ◆K/laHoEzHc[saga]
2013/06/10(月) 18:12:19.41 ID:axl5mVCd0
居ない筈の俺の声が聞こえた気がして、行くべき道を指差してくれた――か。

これぞ運命って感じだな。はは……

いかんいかん。歌詞を考えなくては――
以下略



21: ◆K/laHoEzHc[saga]
2013/06/10(月) 18:12:53.50 ID:axl5mVCd0
「すー……すー……」

俺の耳には千早の寝息だけが聞こえていた。

……ん?
以下略



22: ◆K/laHoEzHc[saga]
2013/06/10(月) 18:13:25.53 ID:axl5mVCd0
「ん……ふぅ……」
「お、起きたか」

千早が眠そうな目を擦りながら起き上がる。

以下略



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