9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/06/10(月) 20:47:27.46 ID:BJNTEmrI0
外に出ると、高かった日がもう落ちかけているのがわかる。
空はその色を変える一歩手前。
小鳥「ええ、直ぐには帰らないと思うわよ。私もプロデューサーさんも
……悲しいことに」
小鳥「なあに改まっちゃって。え? ……うんいいわよ」
小鳥「……そう。頑張ってね春香ちゃん。
うん、またね。」
横を駆ける車に、髪をさらわれる。
耳には、決意に満ちた声が、その響きが残っている。
話したいことはたくさんあった。聞きたいこともたくさんあった。
でも、聞くのは野暮だと思った。
小鳥「……頑張ってね、春香ちゃん」
笑顔のような太陽に祈る。
進む少女に、幸あれ。
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