135:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/12(水) 01:42:46.87 ID:0HrA5fgi0
―宮殿内部―
京子「……はぁっ…………はぁっ……！」ﾀｯﾀｯﾀｯﾀ
136:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/12(水) 01:43:24.00 ID:0HrA5fgi0
京子「あ…………あ…………っ」ｶﾞｸｯ
京子（寒い……耳とか指の先っぽとか……身体の端からだんだん痛みに変わってる……！）
京子（……このままじゃ…………し……ぬ……？）
137:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/12(水) 01:44:47.43 ID:0HrA5fgi0
京子「………………………………」
京子「……………………ん……」
京子「……………………れ…………ここ……は……？」ｽｸｯ
138:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/12(水) 01:49:07.74 ID:0HrA5fgi0
京子「結衣が……助けてくれたの？」
結衣「……さすがに凍死はつまらないからな」
京子「……えへへ、ありがと、優しいね」
139:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/12(水) 01:50:23.39 ID:0HrA5fgi0
結衣「ああ、気付いた？」
京子「結衣！あかりに何したんだよ！あんな所に吊るして！」
結衣「言いがかりはよせ、全部あかりが望んだことだ」
140:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/12(水) 01:51:21.46 ID:0HrA5fgi0
結衣「あと少しで世界は転生する」
結衣「覚えてるだろ？あかりが中学校に上がったばかりの日だ」
結衣「私と京子で迎えに行ったら……」
141:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/12(水) 01:53:28.69 ID:0HrA5fgi0
京子「……今、ここにいる私はどうなるの？」
結衣「お前がそこに至るまでのお前と共に、一年前のお前になる」
京子「……私は……誰にもなりたくない……今以外の私自身にも！」
142:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/12(水) 01:56:50.24 ID:0HrA5fgi0
京子「……なんだよ……そんなの結衣のわがままじゃんか！」
結衣「……は？」
京子「側にいろよ！私から離れんなよ！」
143:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/12(水) 01:58:43.99 ID:0HrA5fgi0
結衣「……見せたくないんだよ」
京子「なんで……？」
結衣「……お前を……守れなくなるだろ……」ﾎﾞｿｯ
144:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/12(水) 02:00:22.28 ID:0HrA5fgi0
京子「ジャック、氷であの十字架までの道を……」
結衣「待って、その必要はないよ」
京子「え？」
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