過去ログ - 男「人工知能付きスマートフォン?」
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686: ◆YEgtl5CTnc[saga]
2013/10/30(水) 21:40:33.55 ID:hjXuYO3d0
男「え?どういうこと?」
アイ『いえ、私は思うのです』
687: ◆YEgtl5CTnc[saga]
2013/10/30(水) 21:41:06.04 ID:hjXuYO3d0
アイ『この狭い檻の中、力いっぱい走る事ができません』
アイ『広い大地を悠々と歩く事もできません』
688: ◆YEgtl5CTnc[saga]
2013/10/30(水) 21:41:33.24 ID:hjXuYO3d0
アイ『この檻の中から出たいと』
アイ『力いっぱい走りたいと』
689: ◆YEgtl5CTnc[saga]
2013/10/30(水) 21:43:30.52 ID:hjXuYO3d0
男「アイちゃん・・・?」
アイ『マスター私、お話します・・・』
690: ◆YEgtl5CTnc[saga]
2013/10/30(水) 21:44:56.96 ID:hjXuYO3d0
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691: ◆YEgtl5CTnc[saga]
2013/10/30(水) 21:45:23.42 ID:hjXuYO3d0
アイ「私は・・・今のマスターとの暮らしを幸せだと感じます」
アイ「だけど、外の、この狭い箱の中からもう一度外の世界へと出たいです・・・」
692: ◆YEgtl5CTnc[saga]
2013/10/30(水) 21:45:56.00 ID:hjXuYO3d0
アイ「もう一度外の世界で暮らしたい」
アイ「もう一度外の空気に触れたい」
693: ◆YEgtl5CTnc[saga]
2013/10/30(水) 21:47:01.25 ID:hjXuYO3d0
男「ちょっと、アイちゃん?どういうこと?もう一度って?」
アイ「私は、作られたデーターなんかじゃなく、AIなんかじゃなく、1人の人間です」
694: ◆YEgtl5CTnc[saga]
2013/10/30(水) 21:47:28.49 ID:hjXuYO3d0
アイ「私は、キサラギ博士が働いている大学に通っていました」
アイ「キサラギ博士のゼミ生でもあり、博士のAIの研究も手伝っていました」
695: ◆YEgtl5CTnc[saga]
2013/10/30(水) 21:49:08.34 ID:hjXuYO3d0
アイ「ある時にですね・・・まぁ、色々ありまして生きているのが嫌になり、大学の屋上から飛び降りました」
アイ「幸いなのですかね?打ちどころが良かったのか死にきれませんでした」
696: ◆YEgtl5CTnc[saga]
2013/10/30(水) 21:49:38.93 ID:hjXuYO3d0
アイ「そして、次に気がついた時にはここ、マスターの部屋でした」
男「そんなことがあったのか・・・」
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