20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[age]
2013/06/12(水) 11:38:10.49 ID:1aiDqfTB0
〇〇寺へ向かう道
女「…」
男「おい」
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2013/06/12(水) 11:42:33.32 ID:1aiDqfTB0
あっちへふらふら。
男「…おい」
女「…」
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2013/06/12(水) 11:54:24.39 ID:1aiDqfTB0
女「…」
男「…おい道違うぞ」
また、か。
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2013/06/12(水) 12:04:34.19 ID:1aiDqfTB0
女「…いったか」
男「…俺に何か言うことは?」
女「すまない…邪悪な力が」
24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[age]
2013/06/12(水) 12:12:46.98 ID:1aiDqfTB0
男「どいつもこいつも…」
いつも俺を舐めやがって…。あの面接のときと同じだ。
人事のヤローはふざけた質問ばっかしやがって。
質問の答えがないだぁ?君の人間性を見ている?
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2013/06/12(水) 12:18:31.47 ID:1aiDqfTB0
なぜそれを知って…そうか、そりゃそうだな。
平日の昼間っからベンチでうなだれていりゃ、
そう思われても仕方ない。
女「…疑うのは当然だ。もっと当ててみよう」
26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[age]
2013/06/12(水) 12:23:21.78 ID:1aiDqfTB0
女「…ふむ面白い。小中高はここで暮らしてたのか」
男「…ちょっとまてなぜわかる?」
女「やっと落ち着いてくれたか。さっきはすまなかった」
27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[age]
2013/06/12(水) 12:31:59.88 ID:1aiDqfTB0
男「…話の続きだ」
女「うむ。おそらく話しても信じてくれない話であろうが」
女「私は巫女なのだ」
28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[age]
2013/06/12(水) 12:37:14.61 ID:1aiDqfTB0
訂正
男「…なぜその巫女が〇〇寺に行こうとしているだ?」×
男「…なぜその巫女が〇〇寺に行こうとしているんだ?」〇
29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[age]
2013/06/12(水) 12:41:44.51 ID:1aiDqfTB0
続き
女「私の父親が神職(しんしょく)でな」
女「そのお手伝いということで、寺に赴(おもむ)くのだ」
30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[age]
2013/06/12(水) 12:48:21.85 ID:1aiDqfTB0
女「正確に言うと、君の神から聞いた」
男「はぁ?神?俺に神なんてついてるわけねーだろ」
女「よくわかっているな。君の言うとおり、人に神はつかない」
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