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2013/06/12(水) 12:12:46.98 ID:1aiDqfTB0
男「どいつもこいつも…」
いつも俺を舐めやがって…。あの面接のときと同じだ。
人事のヤローはふざけた質問ばっかしやがって。
質問の答えがないだぁ?君の人間性を見ている?
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2013/06/12(水) 12:18:31.47 ID:1aiDqfTB0
なぜそれを知って…そうか、そりゃそうだな。
平日の昼間っからベンチでうなだれていりゃ、
そう思われても仕方ない。
女「…疑うのは当然だ。もっと当ててみよう」
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2013/06/12(水) 12:23:21.78 ID:1aiDqfTB0
女「…ふむ面白い。小中高はここで暮らしてたのか」
男「…ちょっとまてなぜわかる?」
女「やっと落ち着いてくれたか。さっきはすまなかった」
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2013/06/12(水) 12:31:59.88 ID:1aiDqfTB0
男「…話の続きだ」
女「うむ。おそらく話しても信じてくれない話であろうが」
女「私は巫女なのだ」
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2013/06/12(水) 12:37:14.61 ID:1aiDqfTB0
訂正
男「…なぜその巫女が〇〇寺に行こうとしているだ?」×
男「…なぜその巫女が〇〇寺に行こうとしているんだ?」〇
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2013/06/12(水) 12:41:44.51 ID:1aiDqfTB0
続き
女「私の父親が神職(しんしょく)でな」
女「そのお手伝いということで、寺に赴(おもむ)くのだ」
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2013/06/12(水) 12:48:21.85 ID:1aiDqfTB0
女「正確に言うと、君の神から聞いた」
男「はぁ?神?俺に神なんてついてるわけねーだろ」
女「よくわかっているな。君の言うとおり、人に神はつかない」
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2013/06/12(水) 12:56:00.96 ID:1aiDqfTB0
女「それを神は覚えてくださっているのだ」
男「ちょいまて……ってことは…〇〇寺に神がいるってことか!?」
女「何をいまさら驚いている。どこの寺にもどんなに小さな神社でも神はいる」
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2013/06/12(水) 13:01:51.64 ID:1aiDqfTB0
男「悪いもの?」
女「悪の敵、と言ったらわかりやすいだろうか」
女「まぁ悪も善もないがな」
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2013/06/12(水) 13:08:01.10 ID:1aiDqfTB0
女「今、君は私の言葉にイラッとしただろ?」
男「…あぁ」
女「それは、昔からだったか?」
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2013/06/12(水) 13:15:50.85 ID:1aiDqfTB0
男「残りの半分は何だよ」
女「ツキだな。運がなかった」
男「は?」
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