過去ログ - ジャン「ミカサと付き合うまでの十五日間」
1- 20
48:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/11(火) 23:45:27.05 ID:HytgWZCLo
「……他にはどんなアドバイスを?」

「夜寝るときは裸のほうが良いって」

今度こそ言った覚えはない。

「そんなことはない」

「昔、俺がパンツ一丁で寝てたら布団の中に潜り込んできただろ!?」

「エレンが風邪を引くといけないと思っただけ。寝るときはちゃんと寝巻きを着るべき」

視線の端でマルコが「信じていたよ、ジャン……」と半泣きになっているのが見えた。

「……あとは?」

「母さんに言われた言葉を思い出して、相手の立場になって考えろって」

「それであの謎の女装か。……こればっかりはジャンが悪いね」

「その後は、ちゃんと好きだって伝えたほうが良いって言った。ミカサは鈍いから単にアピールしても伝わらねえって」

鈍いとは心外だ。

「エレンにだけは鈍いと言われたくない」

「なんでだよ!?」

「まあまあ……。それでジャンから好きだって告白されたのに、ミカサはジャンがエレンを好きだって勘違いしたわけだ」

黙って頷く。

「どうしてそんな勘違いを?」

返答に窮していると、クリスタが手を挙げながら「それは私のせいかも……」と言った。

「クリスタのせい?」

「その……、一時期ジャンが男色家だって噂があって、それで『エレンは誰にも渡さない』なんて言ったからてっきり……」

クリスタの言葉にアルミンが私を見る。

頷いてやると、アルミンは盛大に溜め息をついた。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
62Res/31.14 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice