過去ログ - 澪「むにゃむにゃ…ゆーいー…」唯「ほい?なんだ寝てるのか」梓「はあ…」
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[sage]
2013/06/11(火) 23:32:00.60 ID:qk8FeX6F0
不意に唯の身体がブルリと震えた。そのしぐさでさえ愛おしい。全身で抱きしめてあげたい。……してしまいたい。
唯「あ、あのね…だからお礼がしたいなあ」
お礼?お礼ってさっきしたよ?
唯はまたがっていたイルカの背に腰かけなおした。慌てて私も腰をかけ唯と向き合う体勢になる。それだけの行為なのに太ももがイルカの肌と肌が擦れて気持ちよくなってしまった。
思わず太ももを擦り合わせてしまう。そんなことしてもよけい気持ちよくなってしまうのに。唯の前で気持ちよくなってしまう。
……あっ。唯も太ももをすり合わせている。それだけじゃない、その動きにあわせて唯の腰がいやらしくくねっていた。私をさそっているようにしか思えない。
唯の肌は舐めまわしたくなるほど艶めかしくて、その表面を流れていく大きな汗粒があまいあまい飴玉に見えて…。
おそってしまいたい。唯ならゆるしてくれる。きっと。
唯「だからその……ね…」
なにか言いよどんでいるところわるいけど、そのはにかむ笑顔は私のなかの獣を呼び覚ますには十分だった。
澪「ゆい!!」
ひゃいっ、だなんておかしな声を唯が上げた。私がイルカから降りて唯の両肩をつかんだからだ。
唯の顔があまりにも近い。おたがいの鼻息がかかる距離。唯の顔から熱を感じ取れる。私の顔も熱い。
唯の顔はリンゴのように真っ赤に染まっていた。さっきまで私をいじめていたくせに急に女々しくなりやがって、強がってたのか?唯のくせになまいきだ。
澪「わたしも唯にお礼しなきゃな?」
唯「え…だ、だめ…最初はわたしが…」
澪「かわいいよ唯……」
唯「あぅ……///」
唯の肩に置いていた両手をぬるりと首元へ滑らせて柔らかいほっぺたへ持っていく。その間唯と私は見つめ合いながら。
ああ…わたしはとうとう夢をかなえられるんだ…その小刻みにふるえる小さな唇に唇をかさねて…そのあとは……どうなるんだろう…。
直後、視界がぐるりと回った。
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