過去ログ - アルミン「アニに貸した金の行方を僕達はまだ知らない」
1- 20
21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/12(水) 02:16:58.68 ID:hX6VXMAH0
クリスタ 「ユミル、私は別に……」

ユミル 「これはクリスタの為だけじゃない、アニの為でもあるんだ」

クリスタ 「アニの?」

ユミル 「ああ、借金がかさむ奴の特徴は、根拠も無くそのうち金が返せると思っていることと
    そして最悪返せなくなったらその時はその時で考えようと開き直っていることだ。
    悪い意味で楽天家で、かつ計画性が無いんだ」

ユミル 「だからきちんと月々の返済額と返済期限を決めて、
    必ず全額返すことを借手に意識させるんだよ」

ユミル 「今回金を返さずに済んだらアニは味を占めて今後も同じことを繰り返すだろう。
    ひょっとしたらクリスタへの追い貸しを迫るかもしれない。
    これでアニが意識改革出来ればアニだって二度と借金を背負わなくなるさ」

クリスタ 「そうか……、そうだよね」

クリスタ (ユミルってしっかりしてる。私なんかよりずっと大人だ)

クリスタ (それに私がさっき泣いたのは誰にも相談出来ない悩みを抱えている自分を
     アニに重ねただけだ。多分アニの為に泣いたんじゃないと思う。私は悪い子だ……。
     そう、優しくさえすれば人の為になるとは限らない)

クリスタ 「ねえ、アニ。近いうち全額返済してなんて言わない。
     少しずつでいいからお金、返してくれる」

アニ 「ああ、勿論返すよ」

ユミル 「ところでアニ、今幾ら持ってる?」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
126Res/57.75 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice