過去ログ - サーニャ「私の白い狐な王子様」
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11:もーん ◆/Pbzx9FKd2
2013/06/12(水) 20:16:44.21 ID:PdqCUwyI0



彼女は、ただぼーっと首が向いた方へ目線を送っているだけだった。

何か励ましの言葉を。

だがどんな言葉をかける?

今、この状況で。

彼女の大切な家族を、失ったという現実に対して、私は彼女にどんな言葉をかけられただろう。

私には、ひとつも浮かばなかった。

何かを言って、彼女をもっと傷つけるんじゃないかと、私はソレから逃げた。

何も浮かばないフリをして、ただ彼女を抱きしめた。






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