3:もーん ◆/Pbzx9FKd2
2013/06/12(水) 20:04:20.77 ID:PdqCUwyI0
「了解しました。じゃあエイラ、先に部屋で寝てて。私もすぐ行くから」
私はただ、うんと返すとサーニャも頷く。
そうして残った冷めた紅茶を飲み干したサーニャに、私が片付けるから置いといてくれ、のジェスチャーをすると彼女は微笑む。
しかし、そのときの中佐の言い難い、申し訳ないような顔に、
私は気付くはずもなく、ただサーニャが中佐についていく背中を見守るだけだった。
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