36:もーん ◆/Pbzx9FKd2
2013/06/12(水) 21:02:37.32 ID:PdqCUwyI0
「貴女は、助けるのでしょう。そんな青い顔をしては、ヒーローが台無しですわよ」
ペリーヌなりの励ましに、私は深呼吸することで答える。
油の匂いと火薬の匂い、そして雨の匂いを肺に入れ、ペリーヌに短くありがとな、と返した。
彼女はそれを聞くと、今度は自身のストライカーの発進準備を進めた。
それから整備兵のGOサインを目に入れると、私はエンジンを始動させた。
「装備異常無し。始動。MG42、良し。コントロール。こちらヘルッタ・エッセア。出撃準備完了」
(今、行くからな。サーニャ)
「発進!!」
コントロールからの返事を待たず、私は発進した。
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