過去ログ - 雪歩「初めの一歩」
1- 20
12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/12(水) 22:16:02.82 ID:uPlaearc0
最初の営業を終え、俺が一息ついていると、雪歩は近くにあった自販機で買ったお茶を俺に渡してくれた。

「お疲れ様でした」

雪歩はニコリと笑ってこちらを見る。

「本当は…俺の仕事なのにな…」

情けない顔をして、自分で呆れる。

「いいんです。私…プロデューサーが来てくれて嬉しかったから…」

「え?」

「私…ダメダメだから…そんな自分を変えたくてアイドルになったんです。」

社長から聞いた話と一致した。

「それなのに…全然お仕事がもらえなくて…辞めちゃおうかな…って思ってたんです…」

「そしたらプロデューサーが来て、私をプロデュースしたいって言ってくれました」

「雪歩……ありがとうな。そういう風に言われると、俺も俄然やる気が出てくるよ」

ガッツポーズをしながら雪歩の思いに応えてみせた。

「はい、宜しくお願いしますね。プロデューサー」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
42Res/21.49 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice