過去ログ - 雪歩「初めの一歩」
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8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/12(水) 21:47:25.66 ID:uPlaearc0
我に返ると、社長が雪歩に俺の説明をしているところだった。

「ーーーで…そうだ、君からも何か一言言ってくれたまえ」

「は、はい」

たった一人の少女相手に、すごく緊張していた。

俺は自己紹介を終えたが、雪歩はまるで聞いていないようだった。

怯えていたのだ。本来ならここで慰めの言葉すらも掛けてはいけないのだろう。

しかし、何を思ったのか…俺はとんでもないことを口走っていたのだ。

「君のプロデュースがしたい」


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