過去ログ - 京介「なあ、桐乃」 桐乃「なによ」
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13: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/13(木) 15:25:26.21 ID:Yc5qDfZr0
が、それを俺自身は別になんとも無い普通の日常的光景だと思ったんだが、どうやら桐乃の方は違ったらしい。

桐乃「ちょ! 見ないでよ!」

そう言い、頬を赤くしながら俺の顔に拳を叩きつけてきた。 台詞は可愛いが、行動が恐ろしすぎる奴だ。
以下略



14: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/13(木) 15:25:56.63 ID:Yc5qDfZr0
京介「……へいへい、悪かったな」

その時俺は、すごすごとその場を後にした。

変に絡んでも面倒だし、いつも通りの俺ならそうしているだろうから。
以下略



15: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/13(木) 15:26:25.17 ID:Yc5qDfZr0
振り返ると、桐乃が下を向きながら、もじもじとしながら何かを言いたそうにしている。

……似合わねー!

京介「ん? どうした」
以下略



16: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/13(木) 15:27:03.57 ID:Yc5qDfZr0
桐乃「へ、変だった?」

京介「え?」

桐乃「っ! だ、か、ら!」
以下略



17: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/13(木) 15:27:44.89 ID:Yc5qDfZr0
あれ、何だか顔が熱くなってくる。

俯きながら、視線を泳がせて……時折、ちらちらと俺の顔を見てくる桐乃はなんというか。

俺の妹がこんなに……
以下略



18: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/13(木) 15:28:11.64 ID:Yc5qDfZr0
つい、言葉にしてしまった。 それを聞いた桐乃は顔を真っ赤にして、いつもの様に言う。

桐乃「ばかじゃん!」

そう言われて気付くが、桐乃も大分恥ずかしそうにしているけど、俺の方がよっぽど恥ずかしいんじゃね? これ。
以下略



19: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/13(木) 15:28:38.41 ID:Yc5qDfZr0
とまあ、大体の関係については分かってもらえただろうか? 今話したのはあくまでも一例で、全てでは無いが。

要するに、すげえ纏めて簡潔に結論だけ話すと、つまりはこうだ。

気まずい。
以下略



20: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/13(木) 15:29:19.44 ID:Yc5qDfZr0
桐乃「一応……あたしも全部断ってるし」

京介「お前も告られてんの!?」

桐乃「そりゃーそうでしょ。 こんな超美少女なんだから、されて無い方がおかしくない?」
以下略



21: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/13(木) 15:29:52.19 ID:Yc5qDfZr0
だってそうだろ。 桐乃が俺の知らない所で告られているってだけで、すげえムカムカするんだもん。 たったそれだけのことで。

あれ? じゃあ今、桐乃が怒っている原因って……そういうこと?

なら、言ってやるか。 兄貴らしく、男らしく。
以下略



22: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/13(木) 15:31:04.13 ID:Yc5qDfZr0
桐乃「京介、それ矛盾してるけど大丈夫?」

京介「うっせ、そう俺が決めたんだよ。 文句あっか」

桐乃「……別にいいケド」
以下略



23: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/13(木) 15:31:32.22 ID:Yc5qDfZr0
……はああああ!?

なんだか今、これまでの雰囲気を全てぶち壊す台詞が聞こえたんだが……

待て、待てよ京介。 何かの聞き間違いの可能性がまだ残っている。 はは、そりゃあそうだろうが。 だってさ、考えてみ? 今俺が聞いた言葉をそのままの意味で解釈するとだな……
以下略



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