過去ログ - 京介「なあ、桐乃」 桐乃「なによ」
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579: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/24(月) 13:11:27.99 ID:g4JR2A+e0
京介「まだ結構あるな。 一つくらい残ってれば良いんだが……」

……よし、もう少しだけ休んだら、また探しに行こう。

そう思い、コーヒーを飲む。
以下略



580: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/24(月) 13:12:11.20 ID:g4JR2A+e0
後ろを振り向くと、そこにはぐるぐる眼鏡のいかにもな格好の桐乃の友達でもあり、俺の友達でもある沙織が居た。

京介「沙織か! 偶然じゃねえか!」

この状況で沙織に会えたのは正直言って助かった……こいつなら、その辺の事情に詳しそうだしな。
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581: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/24(月) 13:12:57.43 ID:g4JR2A+e0
沙織「ふむ。 なるほどなるほど。 きりりん氏関係でござるな」

京介「ま、そんな所だ」

沙織はさぞ愉快そうに笑い、俺の正面へと腰を掛ける。
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582: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/24(月) 13:13:28.10 ID:g4JR2A+e0
沙織「ええ。 きりりん氏、京介氏、そしてこの地図」

沙織「それだけあれば、簡単な話ですな。 ずばり」

沙織「一番くじ、ですかな?」
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583: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/24(月) 13:14:11.96 ID:g4JR2A+e0
京介「難題って……そんな人気なのか?」

沙織「それはもう。 くじにしてはかなり豪華な賞品ですので。 それに加え実物大と再現度。 数にも限りがある。 これはもうファンにとっては至高の一品ですぞ?」

そこまですげー物だったのか。 あのステッキがねぇ。 とことん分からない世界だぜ。
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584: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/24(月) 13:15:13.95 ID:g4JR2A+e0
この手の情報は、沙織の方が桐乃よりも数倍詳しそうではあるし、そういう事ならあのファンの数は納得が出来る。 思い返してみても、やっぱり穴場って感じでは無かったしな。

京介「んで、折り入って相談なんだが……今からでも、A賞のステッキがありそうなところってあるか? こっちで何件も回ってるんだけどさ、中々見つからないんだよ」

沙織「ふむ。 あるにはあるのですが……その前に、京介氏に少しお願いしたい事があるのですよ。 よろしいか?」
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585: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/24(月) 13:15:39.64 ID:g4JR2A+e0
京介「で、このアルバイトね……」

俺の隣では眼鏡を外し、メイド服を着た沙織が恥ずかしそうにしている。

メイド喫茶の客引きアルバイト。 それが、俺に沙織が出した条件であった。
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586: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/24(月) 13:16:10.99 ID:g4JR2A+e0
沙織「うちの会社系列でして。 断ることも出来たんですけど、わたくしって恥ずかしがり屋ですので……それを克服、したいんですの」

なるほどねぇ。 こいつもこいつで、頑張っているんだな。

ちなみに言っておくが、俺はメイド服を着ている訳じゃないぞ? とは言っても私服の男がメイド服を着ている女の横に立っているとあれなので、今現在は執事っぽい格好をしているが。
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587: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/24(月) 13:17:10.36 ID:g4JR2A+e0
言われ、辺りを見回す。

ああ、確かにここだとあの時と比べ物にならない程に人がいるよな。

京介「……ま、俺に協力できる事ならやってやるよ。 今日の事に限らずさ。 気軽に言ってくれ」
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588: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/24(月) 13:18:15.11 ID:g4JR2A+e0
その後、数時間のアルバイトを終え、俺と沙織は再びメイド喫茶で打ち合わせ。

京介「お疲れさん。 どうだった?」

正面に座る沙織に声を掛けると、既にいつもの格好。 つまりはぐるぐる眼鏡にオタファッションの格好だ。
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589: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/24(月) 13:18:42.42 ID:g4JR2A+e0
俺から見たら、消極的なおどおどメイドさんが必死になっている姿は惹かれる物があったけどな。 そこら辺歩いている人らも同じ感想なんじゃねえかな? 事実、盛況っぽかったし。

ま、そう言ってくれるなら嬉しいよ。

京介「そうか。 んじゃあその時は声掛けてくれよ。 俺も結構楽しかったからさ」
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