過去ログ - 京介「なあ、桐乃」 桐乃「なによ」
1- 20
613: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/24(月) 13:30:45.81 ID:g4JR2A+e0
京介「良かったよ、それ。 必死に取ってきた甲斐があったってもんだ」

俺は桐乃が手に持っているステッキを指して、言う。

桐乃「……ちょー欲しかったしね。 あんたにも貸してあげる」
以下略



614: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/24(月) 13:31:40.10 ID:g4JR2A+e0
京介「そろそろじゃね?」

桐乃「うん。 あと十五秒かな」

ふうん。 音で分かるってすげえな。
以下略



615: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/24(月) 13:32:08.49 ID:g4JR2A+e0
桐乃「うん。 ちょー大事なこと思い出した。 思い出したっていうより、言う気になった」

京介「……それって今かよ。 もうカウント終わっちまうぞ」

そんな俺の言葉を無視し、桐乃は正面を向く俺の方を向き、口を開く。
以下略



616: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/24(月) 13:32:35.66 ID:g4JR2A+e0
俺が驚き、桐乃の方を向くと。

桐乃の顔は、すぐ目の前にあって。

桐乃はそのまま、俺にキスをしてきた。
以下略



617: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/24(月) 13:33:09.47 ID:g4JR2A+e0
桐乃はニヤニヤとしながらスマホを取り、今撮ったばかりの写真を俺に見せてくる。

桐乃「どうかな。 これなら、せなちんにも勝てるっしょ?」

桐乃「どーする? 見せびらかす?」
以下略



618: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/24(月) 13:33:55.82 ID:g4JR2A+e0
桐乃「……これで今回のことでお礼を言うのは最後。 しっかり聞いときなさいよ」

桐乃「ありがとう、京介」

桐乃がどんな顔を俺に向けていたのかなんてのは、それこそ説明する必要なんて無いだろう。
以下略



619: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/24(月) 13:34:30.35 ID:g4JR2A+e0
以上で第十一話終わりです。

以下おまけ。


620: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/24(月) 13:34:59.98 ID:g4JR2A+e0
あの馬鹿。 本当に東京まで行くなんて……

ほんっとシスコンすぎだっつーの。

……でも、何だろうな。 すごく、優しい気持ちになってくる。
以下略



621: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/24(月) 13:35:26.94 ID:g4JR2A+e0
そんな事を考え、ベッドの上でゴロゴロ。

京介が電話で東京に探しに行ってくると言ってから、もう結構な時間が経っていた。

桐乃「……なにしてんのよ。 チッ」
以下略



622: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/24(月) 13:35:57.09 ID:g4JR2A+e0
なのに、あの馬鹿は。

……はあ。 いつ、帰って来るんだろう?

もう夜になりそうだけど、大丈夫なのかな。
以下略



1002Res/359.54 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice