過去ログ - 京介「なあ、桐乃」 桐乃「なによ」
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653: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/25(火) 13:06:53.28 ID:PVrc4ndt0
「あ、あなたって人は……一体何を考えているの!? 正気!?」

「はぁ? だって、これって今入れるのが良いんじゃないの? そう書いてあったんですケド」

「どこの世界にカレーに角砂糖を入れる文化があるというの!? あなたが見たという本を見せて頂戴!!」
以下略



654: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/25(火) 13:07:26.93 ID:PVrc4ndt0
京介「……安心しろ、沙織。 黒猫が付いているから大丈夫なはずだ」

沙織「はっはっは。 心配ご無用。 拙者、コンビニでお弁当を買ってあります故」

てめえ、食う気ゼロじゃねえか!? つうか準備良いな! 俺の分もくれ!
以下略



655: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/25(火) 13:07:56.87 ID:PVrc4ndt0
「あんたなにしてんの? うっはー。 ばかじゃん?」

「あ、あなたねえ……カレーを正しく作ってそこまで莫迦にされたのは初めてよ……怒りを通り越して、尊敬してしまいそうになるわ」

……はあ。
以下略



656: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/25(火) 13:08:25.09 ID:PVrc4ndt0
どっちがどっちなんて、言う必要もねえか。 んで、今に至る。

詳しく説明すると、それで黒猫が桐乃のことを散々煽り、最終的に桐乃がぶちキレて「あたしの料理はいくら不味くても、京介は食べてくれるから構わない」みたいな事を言い始めて(実際には奴隷だとか、そんな不穏な単語が聞こえていた。 俺の変換で都合良く解釈した)それを黒猫が鼻で笑って……

つうかな、確かに俺は食べるぜ? そりゃ折角作ってくれたのを残すのはあれだしね。 けど俺だって早死にはしたくねえんだよ。 改善されるなら改善して欲しいってのが正直なところだ。
以下略



657: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/25(火) 13:08:53.38 ID:PVrc4ndt0
「も〜〜〜〜〜〜やってらんない!! 大体なんであんたなんかに料理を教えてもらわないといけないワケ!?」

「……はんっ! いいわ。 私も丁度そう思っていたのよ。 マル顔鳥頭に料理を教えるのは無理ってことね」

「あ! あんた! 今マル顔っつった!?」
以下略



658: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/25(火) 13:09:19.46 ID:PVrc4ndt0
京介「ったく。 なんで毎回毎回こうなるんだよ」

沙織「仲が良いからだと思いますぞ。 お二人とも、本心から言っている訳でも無いかと」

京介「そりゃ……分かるんだけどな」
以下略



659: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/25(火) 13:09:57.87 ID:PVrc4ndt0
京介「しっかし、あいつもあんだけ嫌がってるのになんで料理の練習なんてするんだか。 分からねーやつだ」

沙織「……京介氏も大概ですな」

京介「ん? なんか言ったか?」
以下略



660: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/25(火) 13:10:26.45 ID:PVrc4ndt0
「あら、あなたも多少は分かって来たじゃない。 まあ、私の足元にも及ばないけれど」

「ふん。 確かに今はそうかもしんないケド……精々今だけふんぞり返ってれば?」

そんな会話を聞いて、俺と沙織は再度顔を見合わせる。
以下略



661: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/25(火) 13:11:25.20 ID:PVrc4ndt0
それから待つ事数十分、ようやく黒猫と桐乃が居間に戻ってくる。

黒猫「なんとか出来たわ。 少々時間が掛かってしまったけれど」

桐乃「明らかにこのビッチの所為で遅くなりました〜(笑)って感じでこっちみんのやめてくんない?」
以下略



662: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/25(火) 13:11:58.37 ID:PVrc4ndt0
桐乃「確か「この男の魂は、わたしの所有物なのだから。永遠に」とか言ってたらしいじゃん? ぷっ」

桐乃「魂(笑)所有物(笑)」

黒猫「あ……あなた、言ってはならないことを……」
以下略



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