過去ログ - 京介「なあ、桐乃」 桐乃「なによ」
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720: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/26(水) 13:08:00.68 ID:BnefXHqm0
京介「んだよ。 俺は間違ったことを言っちゃいねーぞ!」
桐乃「ふ、ふうん。 じゃあ黒いのとか沙織に聞いてみようよ。 それで分かるっしょ?」
ほう。 上等じゃねえか。 ぶっちゃけそれなら負ける気がしねえんだけど。
721: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/26(水) 13:08:37.29 ID:BnefXHqm0
京介「どっちがだ。 じゃあ賭けの内容だが……」
桐乃「決めた。 あんたが負けたらあたしの事をこれから一っ生! 様付けで呼ぶこと。 分かった?」
一生のところをやけに強調しやがったな、こいつめ。 ふん、いいぜ。 要は負けなきゃ良い話じゃねえか。
722: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/26(水) 13:09:04.22 ID:BnefXHqm0
俺がそう言うと、桐乃は冷めた目で俺を見ながら言う。
桐乃「……あんた、あたしにそういう風に呼んで欲しかったの?」
京介「ちげーよ!! お前が嫌そうなのを選んだまでだ!」
723: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/26(水) 13:15:54.60 ID:BnefXHqm0
そう言い、偉そうに腕を組んでいる妹様は、座っている黒猫と沙織に視線を向ける。
俺と桐乃の口論を眺めていた二人の顔は、何だか引き攣っていた。
黒猫「……というか、まずその前に聞きたいことがあるのだけど」
724: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/26(水) 13:16:23.25 ID:BnefXHqm0
桐乃「何ゆってんの。 会話聞いてればそんなの分かるじゃん?」
うむ。 これには俺も桐乃と同意見だぜ。
黒猫「そう……なら聞くけど」
725: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/26(水) 13:16:54.06 ID:BnefXHqm0
黒猫「そういう意味じゃないわ! ああもう!」
うお、黒猫がすげえ動揺している……顔まで赤くなってるし、何が言いたいのか分からねえぞ。
黒猫「さ、沙織……後は任せてもいいかしら」
726: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/26(水) 13:17:24.46 ID:BnefXHqm0
沙織「普段から、お礼だとか言ってキスしてんのか? って事でござる」
……
……ふむ。
727: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/26(水) 13:17:53.70 ID:BnefXHqm0
桐乃「だ、だって! キ、キキキスを普段からしてるかとか!? ありえないじゃん!?」
京介「そうだ! もっと言ってやれ!」
数秒前と言っている事が変わっている俺。 頭の中は軽くというか、かなりのパニック状態だった。
728: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/26(水) 13:18:38.43 ID:BnefXHqm0
沙織「と、すると……ひと月ペースでござるな」
桐乃「あ、あんたねえ! あたしが京介とキスなんてするワケ無いじゃん!」
黒猫「あら。 でもしたんじゃないの?」
729: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/26(水) 13:19:08.59 ID:BnefXHqm0
黒猫と沙織の誤解を解くのに、それはもう俺と桐乃は必死だった。 で、その結果さっきの賭け事も有耶無耶となった。 桐乃にお兄ちゃん呼びをさせたかったが……ま、仕方ねえか。
桐乃「あんた、覚えときなさいよ……」
京介「……俺かよ」
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