過去ログ - 京介「なあ、桐乃」 桐乃「なによ」
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743: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/26(水) 13:26:45.83 ID:BnefXHqm0
そっぽを向く桐乃を見て、俺は今日……本心から思ったことを伝えようと、決めた。
京介「……い、一応言っとくか」
桐乃「ん? なに?」
744: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/26(水) 13:27:53.73 ID:BnefXHqm0
俺がそう伝えると、桐乃は顔を真っ赤にしながら下を向く。
なんだよ! 褒めろってことじゃなかったの!? これ!
駄目! 無理! これ以上は無理です! 既に恥ずかしくて死にそうだわ俺!
745: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/26(水) 13:28:36.11 ID:BnefXHqm0
それから四人で歩き、家へと向かう。
桐乃「あ、ここら辺で良いよ。 もう近いし」
しばらく歩き、桐乃は自宅近くの『別れ道』でそう言った。
746: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/26(水) 13:30:51.75 ID:BnefXHqm0
黒猫「わたしも大丈夫よ。 あなたはさっさと家に帰りなさい。 闇に飲まれない内に」
黒猫は俺の方を向き、そう言う。
いや、だから千葉はそんな危ない場所じゃねえからな?
747: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/26(水) 13:31:19.61 ID:BnefXHqm0
そこら辺の男より強そうって、大分酷いな。 少なくとも女子に向けて言う台詞じゃねえぞ。
当人の沙織は、そんな事はなんとも思っていない表情をしているが。
沙織「はっはっは。 その通りでござるな」
748: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/26(水) 13:32:17.29 ID:BnefXHqm0
桐乃「事実っしょ? ってことで京介、黒猫をよろしく〜」
京介「……まあ、本人が嫌じゃないっていうなら良いけどさ」
俺は言い、黒猫の方に顔を向ける。
749: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/26(水) 13:32:43.58 ID:BnefXHqm0
京介「おっし。 じゃあ次まで、またな」
沙織「ええ。 さらばでござる」
桐乃「うん。 またね」
750: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/26(水) 13:33:17.23 ID:BnefXHqm0
そして、桐乃は真っ直ぐと歩き、沙織は駅に向かって行き、俺と黒猫は桐乃と反対方向に進む。
何故か。
どうしてか、一度振り向いてしまった。
751: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/26(水) 13:33:44.24 ID:BnefXHqm0
黒猫「どうしたの? さっさと行かないと暗くなってしまうわよ」
京介「ん……おう、そうだな」
黒猫に言われ、俺は再度歩き出す。
752: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/26(水) 13:34:14.21 ID:BnefXHqm0
京介「あれって言うと……桐乃が「つらい」って言ってた奴か」
黒猫「そうよ」
京介「心配すんな。 あれなら解決したよ。 すっげえ嬉しそうにしてたなぁ、あいつ」
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