過去ログ - 京介「なあ、桐乃」 桐乃「なによ」
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773: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/27(木) 13:03:06.86 ID:YiJo2eQO0
桐乃「どうせ四十冊くらい売れ残るだろうし、そうしたらあいつに買わせればいいっしょ?」
なんで俺を指差してるんですか? 買わねえぞ? 確かに買ってやりたい気分にはなるだろうが、一人暮らしの大学生にそこまで求めないで頂きたい。
京介「それを言うなら、金持ってるお前が買えばいいじゃん」
774: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/27(木) 13:03:38.24 ID:YiJo2eQO0
んで、そんな風に俺と桐乃が言い合いをしていたら、その間に黒猫が割って入る。
黒猫「大人しく聞いていれば……あなたたち、喧嘩を売っているのかしら?」
京介「な、なんで?」
775: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/27(木) 13:04:09.95 ID:YiJo2eQO0
桐乃「だってそれも仕方ないんじゃな〜い? 漫画はまあ、面白いケドさぁ」
桐乃「小説なにこれ! 折角あたしが教えてあげたのに、全然改善されてないじゃん!」
そうか? 最初のよりは大分表現やら言い回しが砕けていて、読みやすくなっていると思うが。
776: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/27(木) 13:04:41.89 ID:YiJo2eQO0
黒猫「ふ。 あなたの様な下界に住まう者には変化が分からないのでしょうね……可哀想に」
桐乃「いや。 どう考えてもその厨二病の方が可哀想だし。 てゆうか、あんたって高二でしょ? そろそろ恥ずかしくないの?」
黒猫「な……厨二病……ですって……? ふ、ふふふ。 あなたにはそう見えるかもしれないわね。 人間風情が精々吠えていれば良いわ」
777: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/27(木) 13:05:15.24 ID:YiJo2eQO0
その流れが分かっていたのか、始めから予想していたのかは分からないが、沙織がタイミングを見計らったかの様に口を開く。
沙織「ははは。 まぁまぁ、喧嘩はやめましょうぞ。 拙者からお話もあります故に」
京介「話? 沙織からか?」
778: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/27(木) 13:05:41.71 ID:YiJo2eQO0
黒猫「ふ。 仕方ないわね。 上界に住まうわたしが、特別に耳を傾けてあげるわ」
……お前もかい。
沙織「はは。 では、失礼して」
779: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/27(木) 13:06:08.80 ID:YiJo2eQO0
沙織「左様。 京介氏ハーレム旅行でござるな」
うわ、いきなり行きたくなくなった。
沙織「まあ、それは冗談として……ここから電車で一時間ほどの所に、別荘がありましてな」
780: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/27(木) 13:06:35.81 ID:YiJo2eQO0
沙織「良くある話ですな」
と沙織が付け加えた途端、黒猫が勢い良く沙織の胸倉を掴む。
黒猫「よ、よよよよくある話!? あなた、死にたいの……?」
781: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/27(木) 13:07:14.13 ID:YiJo2eQO0
沙織「それでですな……是非、皆さんもと思いまして」
沙織「勿論、夏コミが終わってからでござるよ。 少し豪華な打ち上げパーティみたいな感じで、どうですかな?」
桐乃「行きたい!!」
782: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/27(木) 13:07:39.17 ID:YiJo2eQO0
京介「んじゃ、俺も行くしかねえな」
沙織「決まりでござるな! では、日程などは改めて決めましょうぞ。 今はまず、夏コミで黒猫氏の同人誌完売を目標にして」
だな。 綺麗に全部売って、良い気分で打ち上げをしたいよな。 やっぱり。
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