過去ログ - 京介「なあ、桐乃」 桐乃「なによ」
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788: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/27(木) 13:11:14.25 ID:YiJo2eQO0
桐乃は言い、電話を切る。
後が大変恐ろしいことになってしまったが、まあそれで良いか。 あいつがそれで黒猫のところに行ってくれるなら、それで良い。
黒猫も、桐乃が居ると居ないとで随分調子が違うしな。 いつも喧嘩してばかりのあいつらだけど、居なければ居ないで調子が落ちる。 とても面倒くせえ関係な訳だし。
789: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/27(木) 13:11:41.03 ID:YiJo2eQO0
京介「……だっりー」
桐乃には多少強がってしまったが、正直動くのすらだるくて億劫だ。
朝飯は……良いか。 食欲ねえし、作れる気もしない。
790: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/27(木) 13:12:48.96 ID:YiJo2eQO0
桐乃と、沙織と、黒猫と。 また四人で騒ぎながら見て回りたい。
京介「……寝るか」
考えていたら、なんだかボーっとしてきた。 眠気も、襲ってくる。
791: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/27(木) 13:13:17.00 ID:YiJo2eQO0
数時間、程だろうか。
自然と目が覚める。
ぼやけた視界の中に、人影が見えた。
792: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/27(木) 13:13:48.20 ID:YiJo2eQO0
「お目覚め? よく寝てたねー」
未だに視界はぼやけているが、声ですぐに誰か分かった。
京介「おま……桐乃、コミケは?」
793: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/27(木) 13:14:16.15 ID:YiJo2eQO0
黒猫にも、心配掛けちまったか。 後で俺からも謝っておかないと。
京介「そっか。 悪いな」
桐乃「別に。 あたしも一応さ……心配だったし」
794: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/27(木) 13:14:43.46 ID:YiJo2eQO0
桐乃「あたしが看病したげる。 へへ、嬉しいっしょ?」
京介「……ああ。 めちゃくちゃ助かる」
桐乃「ふん。 まぁ、ご飯作ってくるから、待ってて」
795: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/27(木) 13:15:37.22 ID:YiJo2eQO0
俺は首を横に動かし、台所に居る桐乃へと視線を向ける。
そして今日初めて『桐乃の格好を認識』した。
京介「ぶっ!」
796: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/27(木) 13:16:06.02 ID:YiJo2eQO0
京介「い、いや。 だってお前、その……耳とか、尻尾とか!」
桐乃「あ、あー。 あはは。 これね。 前にゆってたじゃん? その……可愛いって」
桐乃「だ、だから……喜ぶかなーって思ったんだケド……違った?」
797: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/27(木) 13:16:32.26 ID:YiJo2eQO0
気が散ってそれどころじゃねえんだけど。
そんな事を思いつつも俺が渋々横になると、桐乃は満足そうな顔をして、再度台所へと向かう。
桐乃「ふんふーん♪」
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