過去ログ - 京介「なあ、桐乃」 桐乃「なによ」
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793: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/27(木) 13:14:16.15 ID:YiJo2eQO0
黒猫にも、心配掛けちまったか。 後で俺からも謝っておかないと。

京介「そっか。 悪いな」

桐乃「別に。 あたしも一応さ……心配だったし」
以下略



794: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/27(木) 13:14:43.46 ID:YiJo2eQO0
桐乃「あたしが看病したげる。 へへ、嬉しいっしょ?」

京介「……ああ。 めちゃくちゃ助かる」

桐乃「ふん。 まぁ、ご飯作ってくるから、待ってて」
以下略



795: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/27(木) 13:15:37.22 ID:YiJo2eQO0
俺は首を横に動かし、台所に居る桐乃へと視線を向ける。

そして今日初めて『桐乃の格好を認識』した。

京介「ぶっ!」
以下略



796: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/27(木) 13:16:06.02 ID:YiJo2eQO0
京介「い、いや。 だってお前、その……耳とか、尻尾とか!」

桐乃「あ、あー。 あはは。 これね。 前にゆってたじゃん? その……可愛いって」

桐乃「だ、だから……喜ぶかなーって思ったんだケド……違った?」
以下略



797: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/27(木) 13:16:32.26 ID:YiJo2eQO0
気が散ってそれどころじゃねえんだけど。

そんな事を思いつつも俺が渋々横になると、桐乃は満足そうな顔をして、再度台所へと向かう。

桐乃「ふんふーん♪」
以下略



798: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/27(木) 13:16:59.98 ID:YiJo2eQO0
「妹は天使」

ねーーーーーよ!! それはない! 絶対に断じてありえない! あろうことか俺の妹が天使!? ふざけんな!

桐乃は絶っ対そんなんじゃねえ! あ、あいつは……何かを企んでいるに違いない! 俺の病気が治った途端に「あんた風邪良くなったんだね。 じゃあこれ買ってきて?」とか言ってパシリにしてくるに違いねえ!
以下略



799: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/27(木) 13:17:25.16 ID:YiJo2eQO0
だって、そうじゃないとこの状況は説明できんぞ!

ありえん……断じてありえん。 まだ、宇宙人が襲来してきたってことの方が信憑性があるぜ。 だってよぉ、風邪を引いた俺の元に妹が来て? 飯を作ってくれて? コスプレまでしてくれて? んで看病をすると言って? んな訳ねーだろ! 目を覚ませ京介……!

あんだけ俺をこき使って、夜中にコンビニに一番くじを引かせにいったり、目当ての物を東京まで探しに言って、数日後には「あんた薄情だよね」とか言っているような妹だぞ!?
以下略



800: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/27(木) 13:17:52.98 ID:YiJo2eQO0
ま、まず……どうして桐乃が俺のところまで来たか、だな。

これは多分、黒猫に言われたからではないだろうか? どんな会話があったのかは分からないが、それは多分そうだ。

で、だとすると……何故、ここまで世話を焼くんだ? それが謎だ……
以下略



801: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/27(木) 13:18:18.81 ID:YiJo2eQO0
桐乃「ちょっと、京介……大丈夫?」

京介「うぉおおおお!?」

気付いたら、目の前に桐乃の顔があった。 すんげえ近い、びびったぜ。
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802: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/27(木) 13:21:16.06 ID:YiJo2eQO0
桐乃「もう……ほら、ご飯できたよ。 おかゆだけど、別にいいっしょ?」

特に怒ることもせずに、桐乃はお盆に乗せたおかゆを俺の前に置く。

京介「お、おう?」
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