過去ログ - 京介「なあ、桐乃」 桐乃「なによ」
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796: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/27(木) 13:16:06.02 ID:YiJo2eQO0
京介「い、いや。 だってお前、その……耳とか、尻尾とか!」
桐乃「あ、あー。 あはは。 これね。 前にゆってたじゃん? その……可愛いって」
桐乃「だ、だから……喜ぶかなーって思ったんだケド……違った?」
797: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/27(木) 13:16:32.26 ID:YiJo2eQO0
気が散ってそれどころじゃねえんだけど。
そんな事を思いつつも俺が渋々横になると、桐乃は満足そうな顔をして、再度台所へと向かう。
桐乃「ふんふーん♪」
798: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/27(木) 13:16:59.98 ID:YiJo2eQO0
「妹は天使」
ねーーーーーよ!! それはない! 絶対に断じてありえない! あろうことか俺の妹が天使!? ふざけんな!
桐乃は絶っ対そんなんじゃねえ! あ、あいつは……何かを企んでいるに違いない! 俺の病気が治った途端に「あんた風邪良くなったんだね。 じゃあこれ買ってきて?」とか言ってパシリにしてくるに違いねえ!
799: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/27(木) 13:17:25.16 ID:YiJo2eQO0
だって、そうじゃないとこの状況は説明できんぞ!
ありえん……断じてありえん。 まだ、宇宙人が襲来してきたってことの方が信憑性があるぜ。 だってよぉ、風邪を引いた俺の元に妹が来て? 飯を作ってくれて? コスプレまでしてくれて? んで看病をすると言って? んな訳ねーだろ! 目を覚ませ京介……!
あんだけ俺をこき使って、夜中にコンビニに一番くじを引かせにいったり、目当ての物を東京まで探しに言って、数日後には「あんた薄情だよね」とか言っているような妹だぞ!?
800: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/27(木) 13:17:52.98 ID:YiJo2eQO0
ま、まず……どうして桐乃が俺のところまで来たか、だな。
これは多分、黒猫に言われたからではないだろうか? どんな会話があったのかは分からないが、それは多分そうだ。
で、だとすると……何故、ここまで世話を焼くんだ? それが謎だ……
801: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/27(木) 13:18:18.81 ID:YiJo2eQO0
桐乃「ちょっと、京介……大丈夫?」
京介「うぉおおおお!?」
気付いたら、目の前に桐乃の顔があった。 すんげえ近い、びびったぜ。
802: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/27(木) 13:21:16.06 ID:YiJo2eQO0
桐乃「もう……ほら、ご飯できたよ。 おかゆだけど、別にいいっしょ?」
特に怒ることもせずに、桐乃はお盆に乗せたおかゆを俺の前に置く。
京介「お、おう?」
803: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/27(木) 13:23:03.44 ID:YiJo2eQO0
京介「ま、まあな」
桐乃「ふ〜ん。 折角だし、あれやってみる?」
京介「あれって?」
804: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/27(木) 13:23:33.84 ID:YiJo2eQO0
桐乃「ね? いいっしょ?」
猫耳を付けた桐乃が、俺の顔を覗き込み、可愛らしく首を傾げながら言う。
……あれだ、こいつ絶対あれだ。
805: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/27(木) 13:24:09.80 ID:YiJo2eQO0
京介「じゃ……じゃあ。 一回だけ、なら」
ほらな? こんなこと言っちまうし。 どうかしてるぜ、俺。
桐乃「よ、よし」
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