過去ログ - 京介「なあ、桐乃」 桐乃「なによ」
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847: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/28(金) 13:35:32.00 ID:+12HL1BV0
起こさないように、そっと桐乃の頭を撫でる。

心無しか、先程よりも若干、幸せそうな顔をしていた様にも見えた。

京介「さて、と」
以下略



848: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/28(金) 13:36:01.71 ID:+12HL1BV0
あー。 そういや、黒猫たちの方はどうだったんだろうか? ちょっと電話してみるか。

思い出したらやはり気になってしまい、布団の横にあった携帯を手に取り、一旦外へと出る。

携帯には何件かメールが届いていて、一応確認。
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849: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/28(金) 13:36:29.69 ID:+12HL1BV0
その二件のメールが届いていた。

……ぶっちゃけ、桐乃が来てくれなかったら今もまだ具合は悪いままだったかもしれねえし。

ありがとう、って言わないとな。
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850: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/28(金) 13:37:52.43 ID:+12HL1BV0
「もしもし。 具合は大丈夫なのかしら?」

京介「桐乃と、お前のおかげでな。 ありがとよ」

「ふっ。 わたしはただ、お兄ちゃんに会いたいオーラを出しているビッチを帰らせただけよ。 何にもしてないわ」
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851: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/28(金) 13:38:21.96 ID:+12HL1BV0
「実は、思いの他売れ行きが良くってね。 お昼過ぎには完売したのよ」

おお……おおお!

京介「本当か!? 良かったじゃねえか!」
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852: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/28(金) 13:38:47.71 ID:+12HL1BV0
京介「はは。 これで打ち上げも、気持ちよくできるな」

「そうね……桐乃が言っていた様に、大量の売れ残りが発生していたら目も当てられなかったわよ……本当に良かったわ」

京介「んだな。 ま、とりあえずはおめでとう。 一応、明日はいけそうだから、皆で回ろうぜ」
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853: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/28(金) 13:39:18.56 ID:+12HL1BV0
良かった。 無事、完売か。

なんか、俺が手伝ったのって本当に些細なことなんだが、それでもすげー嬉しいな。 本当に。

京介「よっし。 あ、そういや桐乃は知ってんのかな?」
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854: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/28(金) 13:39:48.35 ID:+12HL1BV0
敷かれている布団に目をやると、桐乃は未だにすやすやと眠っていた。

疲れていたんだなぁ。 こいつも。

俺は近くまで行き、そのすぐ横に座り、桐乃の顔を覗き込む。
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855: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/28(金) 13:40:17.83 ID:+12HL1BV0
……さて、そんな事よりそろそろ起こしてやった方が良いのだろうが、こんだけ幸せそうに寝られていると、随分と起こしにくいよなぁ。

で、俺がしばらく眺めていると桐乃が寝返りを打つ。

布団が捲れて、俺に背中を向ける感じで。
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856: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/28(金) 13:40:43.85 ID:+12HL1BV0
……やっべえ、超触りたい。

起きねえよな? さすがに本物の尻尾じゃねえし。

意を決し、そーっと、触ってみる。
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857: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/28(金) 13:41:09.46 ID:+12HL1BV0
果てしない罪悪感がこみ上げてくるな、これ!

しかし込み上げては来た物の、俺には探究心というのも同時に込み上げていたのだ。

結局触るのをやめることはせずに、そんな感じで数十分、尻尾を握ったり耳を触ったりして遊んでいる内に、ふと閃いた。
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