過去ログ - 京介「なあ、桐乃」 桐乃「なによ」
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851: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/28(金) 13:38:21.96 ID:+12HL1BV0
「実は、思いの他売れ行きが良くってね。 お昼過ぎには完売したのよ」
おお……おおお!
京介「本当か!? 良かったじゃねえか!」
852: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/28(金) 13:38:47.71 ID:+12HL1BV0
京介「はは。 これで打ち上げも、気持ちよくできるな」
「そうね……桐乃が言っていた様に、大量の売れ残りが発生していたら目も当てられなかったわよ……本当に良かったわ」
京介「んだな。 ま、とりあえずはおめでとう。 一応、明日はいけそうだから、皆で回ろうぜ」
853: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/28(金) 13:39:18.56 ID:+12HL1BV0
良かった。 無事、完売か。
なんか、俺が手伝ったのって本当に些細なことなんだが、それでもすげー嬉しいな。 本当に。
京介「よっし。 あ、そういや桐乃は知ってんのかな?」
854: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/28(金) 13:39:48.35 ID:+12HL1BV0
敷かれている布団に目をやると、桐乃は未だにすやすやと眠っていた。
疲れていたんだなぁ。 こいつも。
俺は近くまで行き、そのすぐ横に座り、桐乃の顔を覗き込む。
855: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/28(金) 13:40:17.83 ID:+12HL1BV0
……さて、そんな事よりそろそろ起こしてやった方が良いのだろうが、こんだけ幸せそうに寝られていると、随分と起こしにくいよなぁ。
で、俺がしばらく眺めていると桐乃が寝返りを打つ。
布団が捲れて、俺に背中を向ける感じで。
856: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/28(金) 13:40:43.85 ID:+12HL1BV0
……やっべえ、超触りたい。
起きねえよな? さすがに本物の尻尾じゃねえし。
意を決し、そーっと、触ってみる。
857: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/28(金) 13:41:09.46 ID:+12HL1BV0
果てしない罪悪感がこみ上げてくるな、これ!
しかし込み上げては来た物の、俺には探究心というのも同時に込み上げていたのだ。
結局触るのをやめることはせずに、そんな感じで数十分、尻尾を握ったり耳を触ったりして遊んでいる内に、ふと閃いた。
858: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/28(金) 13:41:51.60 ID:+12HL1BV0
頭の中で結論付け、俺はポケットに仕舞っていた携帯を取り出す。
一枚くらいなら、撮っても大丈夫だよな!?
京介「よ、よし……」
859: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/28(金) 13:42:20.01 ID:+12HL1BV0
ふ、ふう。 危ない危ない。 危うくとんでもない間違いを犯すところだった。
さて! それじゃあとっとと一枚撮ろう。
かなり悩んだが、桐乃の顔が良く見える正面から、一枚だけ撮ることにした。
860: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/28(金) 13:42:51.54 ID:+12HL1BV0
京介「案外……大丈夫なんだな」
んで、今撮った写メを確認。
やっべえ! これすげえ! 家宝じゃねえか!?
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