過去ログ - フロイライン「不思議で優しい神父様」フィアンマ「……」
↓
1-
覧
板
20
403
:
◆2/3UkhVg4u1D
[saga]
2013/06/28(金) 22:07:39.79 ID:5hYjd0EP0
そして、それから。
六年程が過ぎ。
学園都市は今日も変わらず時を進めていた。
数年前よりは格段に闇の減った街の中。
フロイラインは少しだけ成長した様子で、歩いていた。
「おねーちゃーん」
呼ばれる。
振り向くと、そこには制服姿の少女の姿。
今年高校生になったフレメアの姿だった。
明るい色合いのセーラー服、その白い生地が太陽光を軽く反射している。
「アイス食べよう!」
誘われるまま、フロイラインは笑みを浮かべてついていく。
"ともだち"との関係は、今でも続いていた。
「それでね、にゃあにゃあ! あっ」
また昔の口癖が出てしまった、と彼女は苦く笑う。
フロイラインはのんびりとした笑みを返し、甘いアイスを口にする。
白いバニラアイスに刻まれて入った赤く甘酸っぱい果実を見ると、彼のことを思い出す。
「じゃあまた!」
手を振って、彼女は駆けていく。
フロイラインも手を振りかえし。
それから、カブトムシの形をしたぬいぐるみを抱き、てくてくと歩き出す。
今日のお昼寝プレイスはどこにしようか、などと考えながら。
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
417Res/162.26 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - フロイライン「不思議で優しい神父様」フィアンマ「……」 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1371130349/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice