過去ログ - 男「この異能戦争を勝ち抜いて、願いを叶えてみせる」
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31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/16(日) 21:10:20.58 ID:bhIdshmv0
生徒会長「君の右手」

男「…………」

生徒会長「怪我をしているらしいね」
以下略



32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/16(日) 21:11:14.26 ID:bhIdshmv0
ヤバい。洞察力に優れているとか、そういったレベルじゃない。これはまさか……。

男「まさか……」

生徒会長「ご明察。私は能力者だ」
以下略



33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/16(日) 21:12:55.49 ID:bhIdshmv0
男「『嘘八百万(カウントレス・ライ)! 俺は屋上にいる!』」


まずは緊急避難しなくてはいけない。

以下略



34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/16(日) 21:18:32.08 ID:bhIdshmv0
……やられた。

俺は屋上でそう思った。

恐らく生徒会長は俺を殺す気なんかない。宝石を割るだけでもリタイアはさせられるのだから、わざわざ殺す事なんて無い。色々と面倒な事になるだけだ。だがあえてそう言うことで、俺をわざと逃げさせた。
以下略



35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/16(日) 21:26:23.10 ID:bhIdshmv0
てんぱってたせいでこんな逃げ場のない場所に跳んでしまった……。こういうので上に逃げるのは下の下の更に下策だってのに。

しかも『嘘八百万(カウントレス・ライ)』は一度使うと再使用まで一分間のインターバルが必要になる。直ぐには逃げられない。多分生徒会長の能力は予測……それも未来予知とかその辺だろう。

くそっ、想定が甘すぎた。学校では襲われないなんて誰が決めたんだよ。油断しすぎだ、俺。


36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/16(日) 22:17:58.72 ID:bhIdshmv0
屋上のドアが開いた。生徒会長が入ってくる。……鍵がかかっているはずだがな。おおかた生徒会長はマスターキーか何かを持っているんだろう。

生徒会長「ドアが開いたことには驚かないのか。なかなか聡明なようだね。まあそれはともかく……。やはり君の能力は、連発が出来ないようだ。そうでなければ逃げられるはずだからな」

男「…………」
以下略



37:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/18(火) 18:20:54.53 ID:zq5FI6dx0
頑張れ、見てるぞ


38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/19(水) 20:13:53.14 ID:3IK9D+dG0
では、更新します。


39:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/19(水) 20:19:10.20 ID:3IK9D+dG0
どうしようもないのか……? せめて嘘八百の再使用までの時間ぐらい稼ぎたい! そうすれば勝機はあるはずだ。

行くぞっ!

生徒会長「ふむ、丸腰で真っ直ぐ突っ込んでくるか……。しかしそれは勇気ではない。ただの蛮勇というんだ。そして君と私の間の距離はおよそ5メートル、接近までには時間がかかる」
以下略



40:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/19(水) 20:24:21.57 ID:3IK9D+dG0
男「…………、は?」

徒会長「」

首から上がきれいになくなった生徒会長は、そのまま糸がきれた操り人形のように前に膝から崩れ落ちた。
以下略



41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/20(木) 20:31:04.40 ID:YlHkBZRc0
生徒会長を食い殺したのは、全長10メートルはあるだろうか。巨大な蛇のような化物だった。まるでクレパスで雑に塗りつぶしたかのようなムラのある黒の鱗で体がおおわれていて、顔には眼はない。が、こちらを見ている気がする。

そいつはこっちを向いたまま動かない。……敵対の意思はないのか? つーかこれはなんなんだ? また能力者なのか? 生徒会長はどうすんだ?

……と、開け放たれたままのドアから、また一人誰かが屋上に入ってきた。


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