過去ログ - ムラサメ研究所を脱走してきたニュータイプ幼女たちが…
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130: ◆EhtsT9zeko[saga]
2013/06/22(土) 23:29:41.92 ID:Iu+skykt0

 カシャンと言う、小さな音がした。何かが割れる音…。次の瞬間、店内に何かが飛び込んできた。

 黒くて、棒の付いた、何か―――

 手榴弾―――!!


バッ!!!


 な…

気づいた瞬間には、俺の体は、なにかとてつもない衝撃にぶちのめされた。

「――――!」

「――!――――!」

意識がもうろうとする。視界がゆがみ、ぼやけ、良く見えない。食らったのか?あの手榴弾を…?

耳もやられた…なんだ、何を言っている?

「――!」

「―――――」

「――!」

誰かが俺の前に歩いて来た。

 こいつ…この男は…!

 男は、いつの間に転がっていた俺の体を起こすと、顔を覗き込んできた。

「手間をかけさせてくれる…」

こいつ…あのクソ大尉の、副官!

「やれ」

男は言った。

ガンッ!

 何か鈍い衝撃が、頭を貫くように走った。

 急速に意識が遠のき、体が冷たく感じられる。


ああ、なんだよ…



あっけない…足止めすらできないのかよ…



ハンナ…



逃げてくれ…



ハンナ…



…ハンナ…






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