過去ログ - ムラサメ研究所を脱走してきたニュータイプ幼女たちが…
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164:アウドムラ ◆EhtsT9zeko[saga]
2013/06/25(火) 00:37:53.90 ID:0prmuyuu0

は?

…え?

…レベッカって、あんたが今、大事そうに抱えているその人形のことだろう?

ち、違うのかよ、ロビン…人形のことじゃ、ないのか?

おい、なんだ?お前いったい、何を感じ取ってるんだ?

「ロ、ロビン、これは、レベッカ、なの?」

レナは戸惑いながらロビンに聞く。

すると、ロビンは笑顔を浮かべながらさも当然と言った様子で

「そうだよ!レベッカはいつもシクシク泣いてるの。だから、大丈夫だよって、わたしが一緒に居てあげるんだよ!」

と人形のレベッカの頭を撫でつけて答えた。

 アタシは、何かを言ってほしくて、レオナを見つめた。

彼女は、ゴクッとつばを飲み込んで

「はい…私は、彼女に、レベッカ、と名付けました。彼女は、私が産みました」

と口にした。

 なんだよ…どうなってんだ、それ?こんな、アタシとレナとロビンにそっくりな子を、このレオナってのが産んだって…?

 アタシはなんだか、全身がガタガタ震えるのを感じて、イスに座り込んでしまった。

ロビンが振り落とされないようにアタシしがみついてくるので、何とか彼女だけは、腕で抱え込んで押さえつける。

 レナからも、混乱が伝わってくる。レナがアタシの手を握ってきた。

アタシはその手を握り返して、レナも抱き寄せる。

なにが、なにがどうなってんだ?なんでこんなことが、いっぺんに起こってるんだ?

 アタシはどうしようもなく混乱していた。

アイナさん、助けなきゃいけないのに、子ども達が居て、で、ロビンにそっくりな、この子は誰なんだよ?

何から話を聞けばいいんだ?


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