過去ログ - ムラサメ研究所を脱走してきたニュータイプ幼女たちが…
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166:アウドムラ ◆EhtsT9zeko[saga]
2013/06/25(火) 00:38:51.23 ID:0prmuyuu0

「私は、戦争中に、ジオンの研究所から亡命した博士に連れてこられました。

 当時、博士はEXAMシステムと言う人工知能の開発を行っていて、その基幹部となる人間の予備として、でした。

 でも、連邦に来てからすぐに、私は、連邦の研究所に幽閉されました。

  それから何年かして、連邦でもニュータイプと強化人間についての研究が始まるようになり、

 私もかなりの数の研究の被験者にされました。幸い、精神手術を受けることなく済んだのは、

 純粋なスペースノイドのニュータイプ素質を持ったサンプルだったからなんだと思います。

 そんな、ある意味では扱いにくい私に、5年ほど前に、新しい“仕事”が任されました。

  それが、素材となりうるニュータイプ素質を持った子どもの代理母としての出産です。

 そして、最初に私の胎盤に着床されたのが、中米からサンプリングされた、卵子間胚でした。

 通常、人工授精や卵子間結合を行う場合、失敗に備えて複数のサンプルを取って結合が行われます。

 成功例があれば、残ったサンプルは破棄されるものですが、お二人の場合、検査の段階で研究所の手が入ったのだと思います。
 遺伝子レベルでの、ニュータイプ素質が発見されていた…

  だから、残ったサンプルを研究所が引き取り、結合を行って、私にそれを妊娠させた…」

「要するに、あれだね。ロビンとは、二卵性の双子、ってことだ?」

カレンが口をはさむ。

「そうですね」

レオナはうなづいた。いや、この場合、二卵性なのか四卵性なのか、分かんないけど、さ。

でも、そうか、とにかく、やっぱり、この子は…ロビンと同じ、アタシとレナの子…

そいつが…連邦の研究所で、実験の、素材に…だと!?


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