過去ログ - ムラサメ研究所を脱走してきたニュータイプ幼女たちが…
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243: ◆EhtsT9zeko[saga]
2013/06/30(日) 02:28:30.10 ID:CYaP2sVk0

「アヤ」

カレンの声がした。アタシは、涙でかすんだ目をぬぐって、モニターを見つめる。

「今の話を聞いて、思ったことがあって、デリクをシイナさんのところに走らせたんだ」

シイナさんのところへ?なんでだ?協力を頼んでくれたのか?

でも…シイナさんのところには、ロビンが…ロビン、そうか、ロビンだ。

 アタシはハッとして顔を上げた。

「ロビンに話を聞いた。ちょっと半信半疑だったけどね、だけど、

 一昨日のロビンの話を聞いてたら、あながち、妄想でもないだろうと思ってさ」

「ロビンは、なんて…?」

「ロビンが言うには、レベッカが、『ママ』に会ったんだと。

 嬉しかったけど、今は一緒に居なくて、悲しくて泣いてるんだと言ってる。

 でも、『ママ』はレベッカに、『助けに行くから、頑張ってね』と言ってくれてる、って話だ」

一緒に居ないのに、言ってくれてる、ってのは、つまり、話をしている、ってことだな。あの「声」で、レナとレベッカが…。

「ただ、『ママ』っていうのが、レナのことか、レオナのことかはわからない。

 ロビンから見ての『ママ』なのか、それとも、

 レベッカの視点で言うところの『ママ』なのかは、ロビンも説明できなかった」

…そっか、その可能性も、否定できない、か…また、頭から血の気が失せて行った。

レナ…レナ…体の震えが止まらなくなった。感情の抑えが利かない。

あとからあとから、鋭利に胸を切り裂くような悲しみが湧いてきて、口から嗚咽になってあふれ出る。

それでも止まらないその気持ちは、頭の中にまで入り込んできて、真っ黒な絶望感に変わっていく。


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