過去ログ - ムラサメ研究所を脱走してきたニュータイプ幼女たちが…
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◆EhtsT9zeko
[saga]
2013/06/30(日) 21:40:38.76 ID:CYaP2sVk0
これからどうなるか、なんて、大方、予想は付いている。8年前に予習済みだ。
きっと研究所の人間は、レオナには手を出さないだろう。貴重なサンプルだ、とレオナ本人が言っていた。
私にしてみても、純粋なスペースノイドのニュータイプではあるけど、それを証明するものは何もない。
能力自体は調べることができるだろうけど、私の身元を調べるには時間がかかる。そんな手間はかける必要はない。
だとすれば、可能性は一つ。レオナの見ている前て、私をいたぶる。
痛めつけられた私が子ども達のことや、隊長達のことを喋るもよし、それを見ているレオナが、耐えきれなくなって喋るもよし。
向こうにとっては、簡単なことだ。
でも…今回は、8年前とは、違う。私には、確信があった。あの子は、アヤは、必ずここに来る。
それが、1時間後か、明日か、一週間後か…いや、一週間はかからないな。アヤのことだ。
遅くても2、3日すれば、きっとここにたどり着く。
私は、何をされても、死なずに、何もしゃべらずに、それを待てばいい。
私にとっても、簡単なこと、だ。
「レオナ」
「はい…」
「これから、私は、たぶん、あなたの見ている目の前で、拷問される」
私は、なるべく感情を乗せないように気を付けながら、落ち着いたトーンでそう伝えた。
「そんな…!」
「拷問をかけた私が隊長や、子ども達のことを喋るか、拷問される私を見せつけてあなたに喋らせるかのどちらか。
でも、レオナ。何も言わないで。何も喋らないで。私に何があっても、絶対に」
私は言った。レオナの表情は悲痛にゆがんでいる。
「そんな…そんなの!」
レオナは、何かを言おうとしている。でも、そこから先は、出てこないみたいだった。
だって、私たちにある選択肢は、喋るか、喋らないか、しかないんだから。
だけど、喋ってしまえば、みんなが危ない。それだけは、絶対に避けなきゃいけない。
「いい、聞いて、レオナ。アヤは、アイナさんを救助して、必ずここに来る。
地上にいた隊長たちがどうなったかわからないけど、生きているなら、連絡を取っている。
もし、他の場所につかまったりしていても、カレンさんたちが異常に気付いてくれる。だから、あきらめないで」
私が言うと、レオナは絶望した表情になった。
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